韓国で有名な農学博士でいらっしゃる兎長春(ウ・チャンチュン)博士の記念館に行って来ました。
博士は種無しスイカを作った人だと信じられているようですが、そうではなく日本で作られてたのを韓国に初めて持ち込んだのだそうです。
しかし、アブラナ属のゲノム分析を発表しました。
この論文が評価されて、東京帝国大学(東京大学の前身)で、農学博士としての学位を授けられています(昭和
11年5月4日)。
兎長春博士は、父が韓国人(この時代は朝鮮人?)と日本人の母のもと
1989年に生まれました。
父は明成皇后殺害に関わった人物らしいです。
この事件後日本に行って、再び祖国に戻ることが出来ず、朝鮮人によって殺害されたとか。
父の贖罪のために韓国に来て、育種学者で研究と発展のために最善を尽くした方だそうです。
記念館には博士の偉大な研究、写真、道具なども多く展示されています。
博士の研究について説明もあります。
日本に残してきた母が亡くなった時は、日韓のいろいろな事情があったのでしょう、帰国することもできないままだったそうです。
記念館の前には、祠があるのですが、ここには井戸があります。
この井戸を「自由川」と名付け、井戸を見ては懐かしんだということです。
(現在は安全のため蓋をされている状態です)
開館時間 9~
18時
休館日 月曜日(公休日と重なった場合は翌日)、
1月
1日、旧正月と秋夕の連休
入場無料
地下鉄
1号線明倫(ミョンリュン)駅5番出口(歩道橋)から歩いて
15分程度。
または、同じく5番出口から歩道橋を渡って、右へ下ります。
ロッテ百貨店など商業施設が並んでいますが、ロッテハイマートの向かい側(東)にあるバス停・롯데백화점동래점(명륜역)ロッテペッカジョムドンネジョム(ミョンリュンヨク)から、黄緑色のマイクロバス동래구3(トンネグ3)か、2
10番のバスに乗って2つ移動して、우장춘기념관・兎長春記念館(ウチャンチュンキニョムグァン)で下車。
少し戻ってすぐ左折して直進すると、前方にこんもりとした緑の中に祠が見えてきます。
2020-06-28(15:14:04) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)