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日本と韓国を結ぶ架け橋 「IJKL」

 


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屋根のない博物館・慶州 瞻星台(チョムソンデ)   (displayed 4769 times.)

少し傾いていますが
大陵苑の見学の次は,車が入れないようになっている自転車と歩行者が通行できる散策路をほんの1,2分走れば見えてくる瞻星台へと向かいます。

ポツンと建っている石積みの煙突?みたいなのですが・・・。

実はこれ,東洋一古い天文台なんだそうです!7世紀の初め頃に造られました。底の水鏡と窓からの光などで天文観測を行なって,星占いで国事や農事を決めたと考えられています。362個の石で造られています(“361個半”とする紹介もあり)。
高さ9.108メートル,下部直径4.93メートル,上部直径2.85メートルです。
こんなふうで見えにくいです


入場料は300ウォン(約21円)なんですが,外からも見えるのですね~。しかし柵の木々に囲まれて見えにくい事は確かなので,入場料を支払って中へ入りましょう。
国宝第31号に指定されています(1962年)。

1300年前の空も今の空と同じだったのでしょうか?



石積みは単純に積まれたわけではないようです。石は全部で361個半とも362個と言われていますが,これは陰暦の1年を表しているとか。
四角の窓から上が12段で,下へも12段積まれていますが,1年が12ヶ月ということと24節気を表現しているそうです。
四角の窓は出入り口となっていて,この窓から下の内部は土で埋まっているそうです。上にははしごを掛けて登っていたそうなんですよ。

新羅歴史博物館に行くと,5分の1サイズに造った瞻星台の模型があります。最上部を再現したレプリカもあり内部を様子見る事ができます。
新羅博物館は慶州民俗工芸村にあります。バスで行くのがよいでしょう。

2009-01-18(14:53:24) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)

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