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韓国の観光 » 扶余(プヨ)~いにしえ百済の都その4 宮南池(クンナムジ)
宮南池は、百済の武王(西暦600年即位・武王35年)が作った王宮の南側にある別宮にある韓国で最初に造られた人工池です。
池の近くには、百済時代の建造物の基礎石が発見されています。
大理石が積み上げられた八角の井戸があるそうですが、今もなお飲料水として利用されているそうです。
『日本書紀』には、宮南池の造形技術が日本に影響を与えたと記述されているとか。
春うららかな日に散策するのに最適な宮南池です。池の周りはゆっくり歩いても
10分程度ですが、少しベンチに腰をおろして、いにしえの百済の都へ思いを馳せるのもいいですね。時が止まったような場所です。
以前書いた慶州(キョンジュ)にある新羅の雁鴨池(アナプチ)は、この池をモデルにしたと伝えられています。
定林池址からも歩いてすぐの場所にあります。
~史蹟 第
135号~
2010-01-18(20:51:13) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)
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