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韓国の観光 » 扶余(プヨ)~いにしえの百済の都その6 皇蘭寺(コランサ)
扶蘇山城の奥にある“落花岩”と言われた悲しい伝説の景色は、のどかで静かな白馬江(ペンマガン)の流れを見下ろすことができます。ここから下へ降りて行くと、すぐに皇蘭寺という寺へ到着します。
白馬江と扶蘇山城の岩に挟まれているので、横長の小じんまりとした寺です。この寺は百済の末期に建てられたと推定されています。
落花岩と後世に伝わる3000人の宮女を慰める寺として建てられたという話も有りますが、はっきりしたことはわかっていないようです。
この寺の後方(岩の裂け目みたいな所)に、井戸があります。百済の王は
1日に
1回この井戸水を飲んでいたそうです。ここにしかないという皇蘭草の葉を水に浮かべて、この井戸から汲み取った水であることを証明していたそうです。
しかし、ここの水を飲み忘れてしまいました!すぐに船が出るところだったので・・・。
船着場があり、ここから白馬江遊覧船でクドレ船着場まで、ソドン(薯童)号に乗船して下ってみました。乗船時間は20分くらいだったでしょうか。長い時間ではありませんでした。クドレ公園の横へ到着します。ここは扶蘇山城の入口にあった駐車場まで、歩いて
10分程度離れた川岸の公園となっています。
白馬江というのは、“白村江(はくすきえ)の戦い”があった場所で、日本史で学習したことがお在りかと思います。
百済と日本は大変深いつながりがありました。中国の唐と新羅の連合軍と百済・日本軍が戦ったのでした。
百済人が日本へも大勢渡って来ていました。
2010-02-16(21:24:57) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)
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