皆様,どのように新年をお迎えになられましたか?
20
10年が,明るく楽しい
1年となりますように^^
年末からとても寒くなりました。冬将軍(なんだか懐かしい響き・・)が猛威を奮っておりますが,お隣の韓国は日本より(地域によりますが)北に位置していて冬はとても寒いです。クリスマス頃から,ソウルは最高気温ですら-5℃~-
10℃前後で厳寒です。
しかし,ソウルの住居にはシャワーはありますが,基本的に湯船がないお家が殆どです。“オンドル”という床暖房が,居室はもちろんのこと廊下や部屋の隅々まで家全体を暖めているのですが・・。
本格的に風呂に入ると言う時は,“チムジルバン”という日本で言うところの“銭湯”や“健康ランド”みたいな施設に行くといいます。
それで行ってみました。ジモティーに交じってチムジルバンへ!
今回行った所は,地下鉄
1,2,5号線の往十里(ワンシムニ)駅から歩いて約5分の“シェルビル炭火サウナ”です(韓国ではお風呂のことを“サウナ”と言うようです)。
チムジルバンは,一旦入場すれば長い時間滞在することが出来るので(夜間代金を追加される所もある),あまりお金を使いたくない(使えない)カップルもよく遊びに来ていて,まったりと寛いでいる姿(べったりとくっついて)も見かけます。
お風呂が男女別なのは当り前ですが,共用空間として睡眠室や食堂,各汗蒸幕(ハンジュンマク)や塩部屋,火釜(プルガマ),アイスルームなどがあります。
さらに,パソコン部屋やDVDを観られる部屋,カラオケルームなども完備です。
この共用空間はチムジルバンで貸し出されるTシャツとズボン着用で過ごします。友達や恋人,家族と一緒に汗をかいたり,ゆで卵を食べたり,,本気で寝てしまったりして過ごすわけです(ドラマでよくあるシーンです)。大きなTVも見れるので,床に寝そべってゴロンとして過ごしている人が多いです。
シェルビルではありませんが,貸し本でマンガを読んだり,幼児を遊ばせる小さなプレイルームがあったり,ドクターフィッシュができるチムジルバンもあるのですよ。またプールがある所も!
お風呂では,もちろん垢すりもできます。垢すりと全身マッサージや足マッサージを追加することもできます。
シェルビルの入場料は昼間大人5000ウォン(約390円)子供が3000ウォンです。夜間は少し上がって大人7000ウォンになります。垢すりなどは別料金で
15000ウォンです(今後,値上げがあるかもしれません)。
夏でも気持ちがいいのですが,凍えるような寒い冬には絶対行きたい場所になりました。日本語はあまり通じないこともありますが,日本語表示があったり身振り手振りで通じますので,一度行ってみて下さい。
「シオナダ~(気持ちいい~)」
裏技として・・大体が24時間営業なので,宿泊も可能です。ホテルが取れなかった時,こういう施設で泊まったという人もいます(不特定の人がいるので,盗難や痴漢には注意しなければなりません。男女別睡眠室が完備されている所もあります)。ホテルのように落ち着いては過ごせないので「どこでも寝られる」という特技をお持ちの方や,安く済ませたい方向きです。
チムジルバンの詳しいことは,リンク集の「ソウルナビ」にも出ています。参考にしてください。
2010-01-02(21:28:24) - 韓国の風景 - msm - TrackBack(No Trackbacks)