バスで都羅山駅に戻った際、青いカードを返却して、緑の許可証は列車に乗る際に回収されますので、また都羅山駅に入ってソウル駅へ戻るときはもう何もありません。
このDMZ観光列車は
1日2往復となっており、必ず往復で乗らなければなりません。
都羅山駅からソウルへは
12:
10発です。都羅山での滞在は2時間20分間となります。その間に第3トンネルや都羅山展望台へ行って戻ってきたということです。
ソウル駅には
13:
15分に到着です。実際はソウル駅に着いて降りてみると
13:20過ぎくらいでした。
イムジンガンを越えてイムジンガン駅に到着します。復路とは違って長く停車することはありません。ここで下車した人がいました(イムジンガン駅からの乗車客だったのかもしれません)。
イムジンガン駅の近くにも展望台があり、北朝鮮の様子を展示している場所があります。昔使われた戦車なども屋外展示されています。ずっと前に行ったことがあったのですが(知人の韓国人の案内で)、今回はそれよりももっと北へ行っていたのだと、改めて思いました。
復路の車内では3人のお姉さんたちが張り切って!?イベントが始まりました。小学生たちがいたので盛り上がってます(ちょっとうるさい)。
車内にお札のようなステッカーが貼ってあるので、それを見つけたら知らせてください、プレゼントが当たりますというようなことでした。
近くの天井に貼ってあったのを、韓国人のおばさんが見つけて持って行ってました。
見つけた人たちでジャンケンして、ロッテワールドの入場券を当てた人もいたような・・・?そのおばさんは、風車をもらっていました(ハズレ賞かな?)。
そういう様子は車内のモニターで見ることができます。
平和を願うということで、車内はいろいろな国の言葉で、平和・愛・和合と書かれているようです。
もちろん、日本語も見つけました。
車内販売のところでスタンプを押すことができました。葉書も置いてあるのでそれに押すことができます。
のどかな自然の残った田園風景から、だんだん都会になって高層マンションが立ち並ぶ街へ進みます。
往復で切符を買ったのはいいけど、その後はどう動くべきかよくわかりませんでした。
韓国観光公社のHPを紹介しましたが、掲載されている風車の風景を訪れることはありません。「写真はイメージです」と書いてほしいなあ~。少なくとも私が行ったコースではありません。
もう一つ、朝8:30ソウル駅発で行き、2便の
17:30都羅山駅発の復路なら、滞在時間が長いので他へも行くことができたのかな?と。
そのあたりの詳しいことはわからなかったので、少々不安ながら行ってみたのでした。
行ってみればお膳立てしてあるコースなので、不安になることもなかったです。みなさんと同じように行動すれば大丈夫でしたから。
第3トンネル、都羅山展望台へはこの列車じゃなくても、ソウルからのバスツアーがあります。各サイトで紹介しています。
列車で往復する方が時間とお金の節約にはなります。往復で3万ウォンくらい(約3000円)でしたが、バスツアーだと4,5千円程度かかるようです(日本語ガイドは付くと思われます)。
全然緊張するようなこともなく、みなさん普通に観光されていたし、安全でした。
ちょっと変わった観光として行ってみてもいいのではないでしょうか?
民族の分断を感じ取れる場所ではあります。日本では考えられませんが、これが韓国の現実です。
ここへ来られた方々はどういう想いをお持ちなんでしょうか?統一を望んでおられるのか、このままでいいと思っておられるのか?条件付きで統一を考えていらっしゃるのか。そんな意識調査はすでに行っているでしょうが、ここへ来られた方に直接訊いてみたい気もしました。
2014-07-14(21:54:02) - 韓国の観光 - nuc - TrackBack(No Trackbacks)