山のように積んである(脱いではポイって放って置かれている)カバーを靴に被せて歩き始めます。
天気が良くて、空の青海の蒼がとても美しいです!
そして前に東海南部線廃線跡を歩いた時は、波がとても荒くて激しく岩肌にぶつかっていましたが、今回は穏やかな海面を見ることができました。
午前中だったからかそんなに人も多くなく、海の上を堪能できました。
この展望台の名前が「タリットル」というのはなぜでしょうか?
ちょっと変わった感じに聞こえますね(韓国語だから)。
トルは石と言う意味ですが、解説によると、
「タリットルは青沙浦の海岸から海上の灯台まで並んでいる5つの岩礁が飛び石のようであることから名づけられた名前である。アワビやホヤ、ナマコ、ウニのような海の幸が多く、青沙浦の海女はここで海産物を採る。東海の日の出の光を浴び、海女たちの力強い生活の場である青沙浦タリットルは、新生のタリットルであり、躍動のタリットルである。展望台からタリットルを眺めながら、明日は今日よりよい日であることを願ってみよう」と日本語で書かれています。
韓国語表記も見ましたが、翻訳は韓国語の解説そのままに訳されていました。
タリというのは、飛び石のようにポンポンと連なっていると言う意味のようです。
飛び石のような(並んでいる)石ということですかね。
展望台から北東方向にそのタリットルが見えます。
案内板より岩が小さく見えるのは、荒波で削られているかもしれないし、満潮なども関係しているかもしれないですね。
海女さんがいますよ!今日の海は穏やかだから、大漁でしょうか?
真ん中に透明なガラス張り(アクリルかな?)の床があったり、網になって底がそのまま見える所があったり、
展望台の端がガラス張りになっていたり、遊び心満載です。
やはりちょっと怖いですよね。
下をのぞきはするものの、上を歩く方はほとんどいません。
展望台自体は、真っ直ぐではなく、少しカーブしているのがわかりますか。
戻ったら、また靴のカバーを忘れず外して、元にもどしておきましょう。
私はまた、海辺に降りて戻りましたが、北へ降りて廃線跡を歩いて行くことができますよ。
タリットル展望台がつながっている線路の向かい側(山側)に簡易トイレがありましたので(白いコンテナ)、道中が長い方はここで済ましておきましょう。
2018-09-24(12:12:46) - 韓国の風景 - msm - TrackBack(No Trackbacks)