ベルリンの壁・・・それが韓国とどう関係があるのかと思う方もいるでしょう。私は今年3月になって初めて知ったのですが,ソウルにその“ベルリンの壁”があるんです。
ベルリンの壁があるのは,清渓川(チョンゲチョン)の南側の貫鉄洞(クヮンチョルドン)の辺りの歩道の一部に置かれています。
頑丈そうなセメントの塊ですが,想像よりも薄い感じがしました。
これが「東ドイツと西ドイツを分けていた壁」なのかと,しばらく眺めていました。この壁が取り壊された時はセンセーショナルでした。
ドイツが一つに統合されたので,世界中で民族が2つに分断されているのは北韓(北朝鮮)と韓国だけになりました。この事実は
ややもすれば忘れがちですが(観光客は),ちゃんと憶えておかなくてはと思います。北韓と韓国は只今休戦中であることも(戦争は終結していない)。
この壁を見ている時,壁の上に片足を掛けてタバコを吸っているおじさんがいました。それで写真が撮り難かったのですが・・・。
あまり敬意を払われていない,ちょっとかわいそうなベルリンの壁でした。
2008-10-05(22:17:32) - 韓国の風景 - msm - TrackBack(No Trackbacks)