旅の最終夜、駱山公園へ行ってきました。ああ、もう最後の夜だなあ、明日の今頃はもう家に帰ってる・・・なんて考えながらちょっぴりさびしい想いもしていました。
駱山公園はソウル城郭沿いにあります。駱駝の背中のようなカーブだということで、その名前が付いたと聞きました。
また、ここはドラマのロケ地としてよく登場する有名な場所です。
いくつかドラマで駱山公園を見た方もいらっしゃいますよね?
小高い山なので、風景がよく見渡せます。
近くには東大門のDOOTAのビル、遠くにはほのかに光るソウルタワーも見えます。
カップルや運動で歩いている方、夜でもたくさんの人でにぎわっています。
駱山公園へ行くには、地下鉄
1、4号線の東大門駅の
1番出口からソウル城郭に沿って上っていく方法と、東大門(トンデムン)駅の1つ北にある4号線の恵化(ヘファ)駅の2番出口から上っていく方法もあります。
一番楽に行く方法は、東大門駅の5番出口すぐそこにあるマウルバス(緑色)に乗るのがいいですね。このバスは東大門駅の
1つ東にある東廟(トンミョ)駅や、6号線の昌信(チャンシン)駅にも停車します。全部のバス停に停まることが多いので、駱山公園までは20分程度かかります。
山を登っていきます。いつもわりと満員です。駱山公園目当ての人が多いです(地元住民の方も乗ってますが)。駱山公園が終点です。降りたところからまた始発になっています。
到着してバスを降りたら、城郭がライトアップされてるのが目に入ります。何ともいえない雰囲気を醸し出しています。「駱山公園」とハングルで書かれた表示のある道は、靴のデザイナーを演じるキム・ソナとイ・ジャンウの「IDO IDO」で、リヤカーに乗せたキム・ソナをイ・ジャンウが引っ張って歩くシーンが撮影されていました。
今回初めて夜の駱山公園に行ったのですが、バスを降りてから城郭を下へ歩いて行き(東大門駅の方へ)ました。この辺りもロケ地になっています。キム・ジョンウン、パク・シニャンの「パリの恋人」でキム・ジョンウンが住んでいた家がありました。
右にライトアップされた城郭を見上げながら南へ下るように進むと、途中で城郭をくぐって内側へ入る門のような所があります。そこを入ると、ライトアップされたブルーのお家が左手にあります。そこから階段を登ると城郭のすぐ横に出ます。
この辺りはハン・ヒョジュとイ・スンギの「華麗なる遺産」で、ハン・ヒョジュが自閉症の弟と城郭の上に立ち、飛び降りようとしたシーンが撮影されました。
城郭の内側を、またさっきのバス停の方(上りになっています)へ歩いて行きます。左手に可愛いお家を発見!夜だから暗いけど思わずパチリ。
つい最近知ったのですが、このお家は、JYJユチョンとシン・セギョンの「匂いを見る少女」で出てきたお家で、シン・セギョンの家という設定で、ユチョンがよく来るお家だったようです!
ソウルも夏は暑いけど、日本の夜の熱帯夜ほどではないので、しばらく散策して旅の終わりを感じていました。乗ってきたマウルバスに乗ってまた東大門のほうへ戻りました。
駱山公園から東大門ではなく、4号線恵化駅の方へ降りていくと、途中に梨花(イファ)洞の壁画がたくさん描かれている“路上美術館”へ出ますよ。
ここでもJYJユチョンとハン・ジミンの「屋根部屋の皇太子」が撮影されてましたね。
ドラマロケ地の宝庫であり、市民の憩いの場所、駱山公園へ行ってみてくださいね。
2015-08-29(22:08:54) - 韓国の風景 - msm - TrackBack(No Trackbacks)