石氷庫から自転車であっという間に雁鴨池に到着しました。
ここは新羅の文武王が674年に三国統一を記念して造らせた離宮跡です。当時は今の4倍の規模であったそうで,国賓を接待する外交と宴会などで華やいだ名残を感じさせます。
建物は臨海殿(イメジョン)と言います。この池はもとは月池と呼ばれていましたが,朝鮮時代になって廃墟となったここへ雁や鴨が飛んできたことから,雁鴨池(アナプチ)といわれるようになりました。
ここは今まで見て回ったどの場所より人が多かったです。美しい庭園と新羅の時代を感じたい方にはもってこいの場所です。
入ってすぐの所は今は何もない広い空間が広がっていてその奥に臨海殿が見えるのですが,ここにも何かの建物があったみたいで,その礎だけが見えました。
夜間は庭園がライトアップされているということですが,とても幻想的でしょうね。天気が良く月が出ていたらロマンティックな気分になれるでしょう。
史跡第
18号
2009-02-03(21:20:26) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)