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韓国の観光 » 独立義士・悲劇のヒーロー安重根(アン・ジュングン)記念館
いつか、行ってみようと思っていた安重根記念館ですが、やっと行くことができました。
「パッション5」へ行った後、バスに乗ってソウルタワーの南山へ。そこにある「南山図書館前」のバス停からすぐのところにあります。
南大門やソウル市庁広場、光化門からも行くことができます。ソウルタワーとのセットで行かれるのもいいですね。南山循環バス(黄色)でも行くことができるので、梨泰院や明洞、忠武路から乗車できます。
19
10年、日韓併合を進めた年ですが、一昨年はその
100周年でした。街中には、安重根のあまりにも有名な欠けた薬指の手型があちこちで見られましたし、演劇でも取り上げられて、ドラマ「朱蒙」のソン・イルグク主演でした。
記念館もリニューアルされたようです。
記念館はとてもきれいでした。荷物を持っていた私に気がついて係員の方が「こちらへ置いて下さい」と預かってくれました。
入場すると大きな安重根の像があります。焼香所みたいになっていて、皆さん一礼されてからエスカレーターで上がって順路を巡るようになっています。
記念館内は撮影禁止なので、写真が撮れておりません。
昔の新聞や日本の警察がソウルで検挙した数を記した日記のようなもの、写真など貴重な資料が展示されています。
カタカナ混じりの、現代の日本ではもう見ることができないような文字による文章が、たくさんありました。
ハルピン駅で、安重根が伊藤博文を撃った時の位置関係を人形で再現していました。その時の貴重なフィルムも流れてしました。
安重根が伊東博文を撃ったのは、朝鮮だけのためではなく、日本も含めた東アジアのために撃ったのだと意思を持っていたようです。
敬虔なキリスト教徒だった彼が、狙撃を実行するまでの葛藤はいかがなものであったか、少し知ることができるかもしれません。
安重根の筆跡がたくさん残されていますが、とても綺麗な書を書かれています。驚きました。
紅葉の美しい時期でしたが、南山へハイキングする方が多かったですが、この記念館にはあまり人がいなかったので、もっと来館してくれたらいいのにな~と思いました。
日本語のパンフレットもあります。入場料は無料でした。
ソウルタワーもすぐ北側にそびえています。
ドラマ「パリの恋人」に出て来る噴水には水がなく、子どもが遊んでいました。夏場だったら、ドラマさながらにきれいな噴水が稼働していたでしょう。
2012-01-02(13:57:40) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)
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