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韓国の観光 » 聞慶(ムンギョン)へ!ラクラク韓国地方シャトル旅
リンク集にある韓国観光公社のHPに、「気軽に個人で地方都市へ!韓国観光公社イチオシ韓国地方シャトル旅」というバナーが右端にありましたので、ポチってみました。
観光公社が後援しているため価格がとてもリーズナブルになっているお得な
1日ツアーの紹介でした。専用マイクロバスで日本語ガイドが付き、昼食も付いています。
地方へ行くのは言葉とか交通とか慣れないので不安があると思うのですが、このツアーなら楽チンですね。
1日ツアーなら
10万ウォン(約
11000円)から
15万ウォン(約
16500円)は下らないでしょうが、こちらのツアーはなんと!
一人、50000ウォン!私が予約したときは5250円でした!!
コースは、聞慶(ムンギョン)と扶余(プヨ)の2コースでしたが、最近
1コース増えて平昌(ピョンチャン)&江陵(カンヌン)の3コースになっています。
扶余へは行ったことがあるので、聞慶に行くことにしました。
聞慶はソウルからバスで2時間半くらいの所です。りんごの産地としても有名なんだそうです。
聞慶セジェという峠は、朝鮮時代、科挙の試験がハニャン(昔のソウルの名称)で行われるとき、釜山など南のほうからソウルへ行く交通の要所だった場所です。もちろんそれだけでなく商人たちの往来もあったでしょう。
山脈があるので峠を越えないとソウルの方へは行けないのですが、3箇所ほど峠はあるがこの聞慶が一番歩きやすいということで交通の要所となったようです。
地名は知っているがどういうところなのか、知らなかったので地方へ行くのはとても楽しみです。
ミョンドンのロッテホテルの6階にあるツアーデスクに集合して出発です。
一度高速道路のサービスエリアで休憩してから聞慶へ向かいます。
まず最初に立ち寄ったのは、小さいですが新しい陶磁器美術館です。陶磁器で有名な先生がこの聞慶にいらっしゃいます。韓国の陶芸の名匠である千漢鳳(チョン・ハンボン)先生です。
千先生と四女の娘さんが一緒に陶芸をされていると言うことでした(娘さんは東京に留学していた経験がおありです)。
数年前ヨンさまが『韓国の美を探す旅』という書籍を出版されましたが、その時に陶磁器を習った先生がこちらの先生です。千先生のお話によると、ヨンさまは陶芸のセンスがあると、才能があるようだということでした!
日本に住んでいらっしゃったので、日本語もお上手です。
お年は80歳を過ぎていらっしゃいますが、お元気で自ら陶磁器美術館の説明もしてくださいました。
茶器を作られることが多いそうで、日本からの注文があります。日本の皇室からも花瓶の発注を受けたことがあるそうです。
以前、日本からのお客さんたちが大勢来られた時、
1日で飛ぶように売れて数百万円の分の売り上げたことがあったとそうですよ。
日本にもよく訪れていらっしゃいます。
「一番大変な作業は何か」という質問をさせていただきました。「火でが重要で大変だ」と仰っていました。火の温度
1200度までだとか。その火の様子を知るのには温度計なんか使いません。火を見れば分かるそうです。火の色の変化を見ればどのくらいの温度なのかがわかるのだそうです。火をつけるとずっと見守っていなければならないのだそうです。
たくさん焼いても、ちゃんと出来上がったと思える作品は5%程度だと仰ってました。すごく少ないですね。成功率が低いのは仕方ないそうです。
普段使いできそうな湯飲みなどは1つ30000ウォン(約3
100円)からありました。軽くて薄くてとても綺麗でした。
セットになったものもあります。
また伺って千先生にごあいさつしたいです。そう思わせるやさしいおじいちゃん先生でした。
2015-05-23(11:16:46) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)
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