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韓国の観光 » ご当地シャトル・安東河回村2・屏山書院(ビョンサンソウォン)
安東に到着して細い道を大型バスが進みました。
対向車とギリギリですれ違って、最初の見学地である屏山書院(ビョンサンショイン)に行きました。
ここは儒学者・柳成龍(リュソンヨン)先生が
1572年に別に場所から移してきました。
元々は高麗時代から儒学の教育機関だったそうです。
屏山書院という名前が付いたのは
16
14年でした。
高麗時代には仏教も大変強い力を持っていましたが、朝鮮時代に入り、国の根幹は儒教としました。前の王朝・高麗時代のように仏教が政治に介入してくるのを嫌がったそうです(詳しくはお調べくださいw)。仏教は弾圧されるようになりました。
柳成龍先生の位牌をお祀りし、儒教の教えと徳行を追求する儒学者のふるさとですね。
柳成龍先生は、韓国で使われている
1000ウォン札に描かれている李滉(イ・ファン)の弟子にあたります。
本当に暑い8月の屏山書院でしたが、ここだけは時間が止まったような静かなたたずまいでした。
書院建築としても良い状態で残っているようです。
最初の門は、復禮門(プクイェムン)で、‘復禮’という名は‘自分自身を低め、禮に戻ることがつまり仁である、という儒学の自己節制の精神です。元々はここになかったけど風水により移転させたそうです。
次に晩對樓(マンデル)という見晴らしの良い空間がありますが、現在は立入は禁止です。ここで講義を行ったとか。
一番奥に立教堂(イップギョダン)があります。書院の一番核心的な建物である講堂。"教えを正しく立てる"という意味であり、書院の中央に位置しています。
夾竹桃や百日紅の木々が咲き乱れ、静かな村の夏を彩っていました。
これは何でしょう?
ここはトイレなんだそうです!壁がぐるぐると巻いたようになっています。トイレは建物から離れてます。敷地外で建物の正面、復禮門の前の方にあります(裏側ではないんですね)。
2016-12-25(15:27:37) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)
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