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歴史教科書問題を考える 近代史編   (displayed 2572 times.)

7月5日(火)「歴史教科書問題」を考えるの3回目がありました。
講師は「たけしのTVタックル」、「サンデージャパン」などに出演している大阪市立大学教授 朴一(パク・イル)氏
新しい歴史教科書は自分たちが葬られることを覚悟して、その他の教科書の「従軍慰安婦」や「強制連行」という言葉を消すことが目的だったということでした。
そしてそのねらいどおり多くの教科書で「連れてこられ」、「慰安施設」などというように言葉が変えられていました。

なぜ日本の教科書に外国がクレームをつけるのかと言われるが、’87年第一次教科書問題で”近隣諸国条項”を結んでいるからクレームをつけるのは当然の権利で、法的に認められているという。この条項を破棄したいけれど、そうすれば日本は孤立してしまうことは明らかでしょう。

過去を反省するといいながら過去を賛美しているダブルスタンダードでは信頼できる国として見てもらえないし、常任理事国入りも難しいだろうという話でした。

日本で政治家をはじめ有名な評論家やジャーナリストといわれる人たちは、朝鮮を植民地にしたことを「ダムを作り、鉄道も敷いた。インフラを是正した。工業化して経済成長させた。」と「1つも悪いことはしていない。むしろ尊敬されるべきだ。」と言って憚らないが、問題は日本の植民地計画でやったことだ。

太平洋戦争も欧米列強からアジアを守るためだったとしている。

靖国神社参拝が大きな問題になっているが、反対の人が多い。国民は冷静だ。中国に大企業が工場を移している。ボイコットされては企業が、経済がダメになるという危機感があるからだそうだ。

日本は他文化共存社会を作って行くようにならなければ。韓流ブームだけでは破綻するのではないか。成熟した政治家がいること、アジアを広く見ることのできる政治家がいない。外国の人々の声に真摯に耳を傾けるようになってほしい。苦しい気持ちを語り続けることが在日コリアンである、と話していました。

まだまだ書ききれないのですが、平和な日本にも色々な問題が山積しているということがよくわかりますね。解決する方法も簡単には見つからないでしょう。でも意識を持たなければ何も始まらない。そして考えて行きましょう。

2005-07-09(17:07:18) - 教科書問題 - msm - TrackBack(No Trackbacks)

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