「マラソン」を観てきました.やっと行くことができました。「(涙を拭くのに)タオルが2枚必要」と聞いていましたが、殆ど涙は出なかったです。
私が最も注目しているチョ・スンウがとても爽やかな演技をしていたので?涙ちょうだい風の映画ではなかったです。チョンウォン(チョ・スンウ)の母親役のイ・ミソクが障害のある息子を持つ母親を熱演していたのが、印象に残りました。
よくありがちな(同情的、偏見、かわいそう)障害者の映画ではなく、その辺りはさらりと流していて殊更取り上げて誇張していなかったのが良かったです。
とは言え、自閉症について知らなかった方は、この映画を観てどのように思われたでしょうか。
実在のこのモデルとなった青年はトライアスロンにも挑戦し、韓国国内最少年記録保持者であるそうです。
この映画のヒットをうけて大統領とも面会したそうです。
個人的にはこれからも、チョ・スンウがもっとスクリーンで観られたらいいなと思いますし、自閉症をはじめ障害者の方々の社会的理解が、もっと進んで欲しいと願わずにいられません。
2005-07-28(00:19:00) - 韓国映画・ドラマ - msm - TrackBack(No Trackbacks)