ここは世界文化遺産に登録された(
1997年)昌徳宮(チャンドックン)です。
1405年に朝鮮王朝の離宮として建てられました。その後文禄・慶長の役で焼失し、
1609年に再建された後300年間正宮として使われました。そのため保存状態がいいです。
特に正門の敦化門(トンファムン)は焼失を免れた木造建築で気品があります。ここで宮の警備をした衛兵の交代儀式の再現が行なわれています。一緒に写真も撮ることができます。
他にも仁政殿(インジョンジョン)はモザイク模様や天井の装飾が美しく、大造殿(テジョジョン)は華やかな宮廷生活がしのばれます。奥には朝鮮王朝時代の造園芸術の粋といわれる後苑(フウォン/秘苑)があります。
とてもきれいな庭園です。よく韓国時代劇に出て来る所です。池があって四角で中程に丸い島がありますが、朝鮮王朝時代の宇宙観を表しているそうです。
~注意~
見学はいつでもできるのではなく、決まった時間に韓・英・日のガイドについて行って説明を聞きながら、見学して回ります。
かなりの人数でドッと移動するのでついて行くのに大変でした。特にガイドの近くでなければ説明も聞き取りにくいです(スピーカーを持ってくれてますが)。アップダウンもあるので、脚に不安のある方はご注意ください。
都会の真ん中にありながらタイムスリップしたような場所で、一度は訪れてほしい所です。
2005-07-29(00:32:26) - 韓国の風景 - msm - TrackBack(No Trackbacks)