日本に次々とやって来る韓国映画ですが、だいたい韓国では一足早く公開されています。
日本では2月11日から公開の,クォン・サンウ、ユ・ジテの「美しき野獣」(原題は「野獣」)や、ソル・ギョングと「ホテリア」のソン・ユナの「愛を逃す」が1月中旬からロードショーでした(この映画の共演がきっかけで2人は結婚しました)。
今、クォン・サンウがこの映画のキャンペーンで来日中ですが、ハードスケジュールのため貧血を起こして記者会見に遅れるというハプニングもあったようです。
この「美しき野獣」、昨年11月から前売券を販売していたんです。あまりにも早すぎると思いましたが、それほど人気があるということでしょうか?
クォン・サンウは次々と映画の撮影をしているそうです.次の作品は「同じ年の家庭教師」で共演したことのあるキム・ハヌルとまた共演して話題の「青春漫画」です。
ジャッキー・チェンに憧れている”おかっぱ頭”の大学生役です(笑)
ご存知の通り韓国では男子に兵役の義務があります(2年2ヶ月)。
人気のある俳優でも特別な理由がないと避けて通れません。それで、続々と兵役に行かねばならない俳優たちがいる中で、クォン・サンウは学生時代(美術専攻)に兵役を済ませているため、悩まされることなく堂々と活動が出来るわけです。
ソン・スンホンのように兵役逃れの事件もありましたが、俳優やスポーツ選手にとっては2年2ヶ月というのはあまりにも長いのです。
学生を長く続けて兵役を延ばすという方法もありますが、いずれは行かなくてはなりません。
戻って来た時に、人気がどうなっているのか、わかりませんものね.
日本人から見ると、その制度がどういうものなのかよくわかりません。しかし、世界でただ1つ、民族が分断されている韓国と北朝鮮の問題がそこにはあります。
2006-01-30(20:25:00) - 韓国映画・ドラマ - msm - TrackBack(No Trackbacks)