ここで紹介したルーブル美術館展が開催されている、国立中央博物館についてお話します。
2005年
10月28日、ソウル市龍山(ヨンサン)に新しくオープンしました。
資料によると、3
1000㎡(93000坪)・展示面積27000㎡(8
100坪)で、所蔵文化財は15万点、展示文化財は
1万
1千点になるそうです。一度に3000人、一日に
1万8千人が入場できる世界第6位の規模を誇ります。
博物館内は大きく分けて、東館の常設展示館・西館の総合文化空間となっています。
東館は、考古館・歴史館・美術館Ⅰ、Ⅱ・寄贈館(日本の愛好家からの寄贈品もあります)・アジア館となっています。西館は劇場・子供博物館・ミュージアムショップ、レストラン
&カフェがあります。
日本で有名な広隆寺の木造弥勒菩薩半か思惟像とそっくりな、金銅弥勒菩薩半か思惟像が展示されていていにしえからの深いつながりを感じます。
その他にも新羅の金冠、高さ13.5mの敬天寺(キョンチョンサ)
10層石塔など、ここでしか観ることのできない韓国の国宝がずらりと展示されています。
とても広くて
1日で観て回れないと言われていますが、なんとか効率よく観て回りたいですよね。お勧めコースなるものがあるそうで、子供・青少年・一般・専門家用の
12コースが用意されています。
『名品
100選(2時間20分所要)』、『修学旅行ベスト
100選(2時間20分所要)』などがあるそうです。
すごいお助け機器が設置されています。映像案内機(PDA)300台と音声案内機(MP3、日・英・中・韓)400台が用意されているので、「せっかく来ても、韓国語ではわからない」ということがありません。しかし、前日までにホームページで予約しなければならないそうです(韓国語のみ)。
それでは使いにくいですね。台数がなくなっていなければ当日でも借りることができるとは思いますが・・?レンタル料はPDA3000ウォン(約360円)、MP3は
1000ウォン(約
120円)です。
かく言う私も、全部出払っていて借りることができなかったです・・・。
開館してしばらくは無料公開期間があり、連日ドッと人が押し寄せました。ものすごい混雑だったようです。今はもう落ち着いているでしょうか。人々の大きな関心が寄せられていました。
入場料は大人2000ウォンです(約260円)。韓国の、ひいてはアジアの歴史・文化について造詣を深めてください。
2007-02-22(18:30:00) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)