海印寺にはバスから降りて、なだらかな坂道を歩いていきます。店があったり、ここの名物というよもぎ餅を、アジュンマ(おばさん)が洗面器にポリ袋を敷いた中に入れて売っていました。
薩摩揚げのような四角い形で2枚・
1000ウォン(
120円)でした。濃い緑色でよもぎにきなこをまぶしてあります。しかし、きなこは甘くないしよもぎをそのまま食べているような感じでした。体にはよさそうです。
山門の前に石碑があり、そこから石畳の坂を登っていきます。石の階段は結構高さがあり、また急なので気をつけて歩かなければなりません。\建物の壁には八万大蔵経が運ばれた時の様子が描かれていました。
経板が収納されている蔵経閣には格子の入った窓があり、これが今日まで保存することができた大きな理由のひとつです。中にはびっしりと経板が並んでありました。
写真でしか見たことのない経板がこんなにたくさんあるのを見ると「すごい・・」としか言いようがありません。
2006-04-30(22:23:59) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
伽耶山国立公園の中に海印寺はあります。そこに八万大蔵経が約600年間保存されています。
北方のキタイと蒙古の度重なる来襲で國力を疲弊させていた高麗末期、困難を仏法で乗り切ろうとして
1236年に刊行されました。
しかし、その以前のものは蒙古来襲の時に焼失してしまった。
125
1年に完成したが当時は江華島(カンファド)に収蔵・保存されていました。
海賊に略奪されるのを防ぐため、ソウルの支天寺(チチョンサ)に移され、更に時を経て現在の海印寺に移されることとなりました。
移動は大規模なものであったそうです。
行列の先頭には童子が香炉を捧げ持って先導し、多くの僧が仏教を唱えながら続き、経板を積んだ荷車が、最後に経板を頭に載せた婦女子が続いたと伝えれています。
ほぼ一年がかりだったそうです。
八万大蔵経とは経板の数が81340枚あるからそういわれています.これらを印刷して本にすると6791巻で,総文字数は52,382,960文字にもなります.
なぜ八万かというと衆生(すべての生物)の煩悩が八万四千種類あるからだそうです.
仏様が語った煩悩をなくすための八万四千の教えが八万大蔵経の内容です.
2006-04-24(00:48:00) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
ソックラムの次は、こちらも有名な世界遺産の「仏国寺(プルグクサ)」に行きました。山門を抜けていくと、立派な横幅の広い石段がドーンと見えてきます。これは上が青雲橋で下が白雲橋です(国宝23号)。
参詣者が白雲橋を渡れば、苦しみに満ちた現世から安らかな仏の世界に入ることができるといいます。続いて上に蓮華橋・下に七寳橋(国宝22号)があります。
石段のことを橋というのは下が池だったからという説と、彼岸へ渡ることを象徴しているという説があります。
なかに入ると、右に多宝塔(国宝20号)、左に釈迦塔(国宝2
1号)があります。多宝塔は、多宝如来を象徴する塔であり、七宝塔ともいいます。
石の構成で仏教も教えを具象化しています。釈迦塔は正式には仏国寺三層石塔といいます。仏の国では釈迦牟尼仏が説法を行い、それを多宝如来が説明しているという仏教の教えによって、多宝塔と対になるこの塔を釈迦塔と呼び習わしています。
その他に、国宝の金銅ビルしゃなぶつ座像や、金銅阿弥陀如来座像もあります。
見るものが多くあり、それぞれに仏教の教えの意味が込められていて、詳しくはわからなかったのですが、重厚な建造物は歴史を感じさせられます。
仏国寺が世界遺産に選定されたのは、新羅時代の仏教美を現代に伝えているというのが理由だそうです。
慶州東部、吐含山の麓に位置する仏国寺は、韓国5大寺刹の一つとされる寺です。
現在の形に近い大規模な伽藍の建設が開始されたのは75
1年であったということです。
2006-04-19(22:55:00) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
ソックラムは新羅の国家的事業で建設されたらしい。
その入り口は東海(日本海)の方向に向いているが、新羅にとって脅威は東海から攻めてくるかもしれない倭(日本)であった。
新羅の仏教は鎮護国家を第一とした護国仏教であり、東方を守るという意味で建設されたと思われます。
ソックラムはあらかじめ花崗岩の岩盤に仏像を彫り込み、それを積み上げてドーム状の壁面を成し、その上から土をかぶせたもので、他に類を見ない特徴となっています。
歴史書などの記述がなく、地元住民を除いてその存在が忘れられていました。
それが広く知られるようになったのは
1900年頃に郵便局員が雨宿りしようとして偶然に発見したのがきっかけといわれています。
196
1年ユネスコの支援を得て調査が始まったそうです。
ソックラムの内部の様子
前室には
八部神衆像(4体)、金剛力士像(仁王・2体)、四天王像(4体)があります
主室
天部像(2体)、菩薩像(2体)、十大弟子像(
10体)、十一面観音菩薩像(
1体)
本尊阿弥陀如来像が蓮華文が刻まれた円形台座の上に結伽扶座しています。
2006-04-18(22:52:00) - 韓国の観光 - msm - 2 comments - TrackBack(No Trackbacks)
キョンジュではまず、世界遺産に指定された石窟庵(ソックラム)へ行きました。
山のほうへ上っていき、バスを降りて歩いていきます。
参道をブラブラ歩いていると、後ろ半分が土に覆われた小屋が現われました。
その中に石仏が安置されていました。
撮影禁止なので写真は撮れなかったのですが、絵はがきの写真がありますので参考にしてください。
参道にはカラフルな提灯がずっと吊されていました。お釈迦さまの絵でしょうか?蓮の上に立つこどもが描かれていました。かわいいかったです。
2006-04-14(22:22:00) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
韓国縦断の出発地はプサン(釜山)です。プサンは韓国第2の都市で、日本でいうと「大阪」に例えられます。
飛行機からはタラップを降りて、バスでターミナルに行きます。とても小さなところでした。
近々工事があるとききましたが、どこか懐かしい地方を思い出されるような空港でした。
空港からはプサンの観光はなくて、直接「慶州(キョンジュ)」へ向かいました。
2006-04-12(22:21:56) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
今まで紹介したほかにも、ハン尚官(サングン)とチャングムが牢屋で処罰されるシーンを撮影した義禁府(ウイグンブ:実際に椅子に座ってやってみることができます)。
裏庭の柿酢を埋めていたシーンや子どものチャングムが松の実を松枝に挟むあずまや、甕がたくさん並んでいる醤庫(ジャンゴ)、錦鶏の飼育場などがあります。
いろいろなシーンが思い出されます。コンパクトにまとまっているので、見回りやすいです。
2006-03-07(17:57:33) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
まずはテーマパーク入口で入場料を支払います。
一人5000ウォン(約630円)です。
日本語のパンフレットがありますのでもらうといいでしょう。
入ると駐車場がありそこから砂利の道があってサイドになぜか色んな表情の”かかし”がたくさん立っています(スッテですね)。
すぐに「大長今」と書かれたパネルがあり、出演者の手形が並んでいます。
そして古宮の入口が見えてきます.
正面には王様の座る御座(椅子)があって食卓も再現されています。大きなヒーターがあって当たりながら王様の気分で座ってみることができます。衣装も展示してあります。
2006-02-22(20:31:46) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
只今NHK総合テレビで放送中の「宮廷女官チャングムの誓い」(韓国名「大長今・テチャングム」)のテーマパークへ行ってきました。
ソウルから車で約
1時間くらい北の方向にあるヤンジュ市の北、議政府(ウィジョンブ)という所にあります。
土曜日だったので、さぞかし日本を始めアジアの国々から観光客がどっと押し寄せているだろうと思っていましたが、閑散としていてゆっくり見て回ることができました。
思っていたよりずっと小さな場所でここで撮影が行われていたのかと不思議な気持ちにもなりました。
撮影用のために造られていた宮殿は,本当の宮殿よりは小さく造られているようです。
それはテレビで放送される時の人物の映り方などを考えてのことだそうです。
チャングム(イ・ヨンエ)やミン・ジョンホ(チ・ジニ)のパネルもありました。
*ここは閉鎖されて、龍仁市にある「大長今テーマパーク」(旧・MBCドラミア)に統合されています。
2006-02-17(21:18:21) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
ショップもあって、DVDやCD、ここでしか買えないピンバッチ(3000ウォン)や携帯ストラップ(
18000ウォン)もあります。ヨン様のサインを模しています。金色と銀色の2種類があります。
スタッフの方々は、全員日本語ができます。丁寧な応対でした。残念ながらヨン様はいませんでした。
思ったより小さな事務所でした。一階一階の床面積が狭いので、階段が多いです。1階、中2階、2階、中3階という感じでした。
玄関の前は砂利の駐車場のようになっていて、「四月の雪」で使用されたSUVの車が置いてあります。ここで思いっきり写真を撮りましょう。
ファンなら、じっくりゆっくり見ることのできるヨン様事務所でした。
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2006-01-29(22:23:00) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
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