Internet Japan-Korea Line

日本と韓国を結ぶ架け橋 「IJKL」

 


1254900 (1週間:2770
昨日:1051 今日:0487)

     
Since 2005-06-12
アイパークモールの上から見下ろすと
韓国の国鉄(KR)と地下鉄1号線のヨンサン駅に大きなショッピングモールが直結しています。
I’PARKMALL(アイパークモール)と言いますが、百貨店やEマート(ここのフードコートで定食を食べるのが楽しみ♪)、映画館、レストランやカフェ、リビング館、ファッション、電子専門店等々いろんなお店があります。

例によってEマートへ行ったついでにウロウロ歩いていたら、ここでも冬季限定のスケートリンクができているのを発見しました!
なぜか左にカンフーパンダが・・・

モールの4、5階がイベントパークという広場になっていますが、そこがアイススケートリンクになっているのです。
以前、この広場でB-BOYのイベントを見たことがありました。

スケートリンクといえば毎年、ソウル市庁舎前のソウル広場でのスケートリンクがあまりにも有名ですが(もちろんこの冬も営業していますよ)、ここヨンサンでもスケートができると言うわけです。
リンクのあるイベントパークの出入り口にあった利用案内

ソウル広場よりは小さいリンクです。
でも、人もそれほどいなくて混雑していません。というか、あまり人がいないと表現したほうが適切でしょうか。

ソウル広場と同様、50分で入れ替え制になっているようです(もっと滑ることもできるみたい)。
とても格安でスケートが体験できますよ。
入場料1000ウォン、スケート靴貸出し1000ウォンです。
アイパーク百貨店のカード会員は1000ウォンに割引されると書いてあります。
利用対象は満4歳以上となっていますが、スケート靴のサイズが18センチから30センチとなってます。足に合わないと滑ることは出来ないですよね。

混雑してなくて気軽にすべるにはもってこいのスケートリンクですが、ちょっと体験してみてはいかがでしょうか?
外の階段を下りてリンクへも行くことができます。ライトアップが綺麗


期間は、3月1日(日)まで、営業時間は午前10時から午後9時(土日は10時)です。


2015-02-01(20:51:05) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)

5階の入口にある案内図
“世界一の朝食”で有名なbillsの記事をアップロードしましたが、そのビルズが入店しているモールが、ロッテワールドモールです。
昨年10月にオープンしました。

地下鉄2・8号線から直結で行くことができます。
既存のロッテワールド免税店やロッテマートとは、方向が違います。
路面電車の跡もある町並み

大きなビルが3つあって、1つが高級ブランドのアベニュール(地下1階~6階)と免税店(7,8階)、次にショッピングモール(地下1階~6階)、そしてエンターティメントビル(ロッテマート、アクアリウム、ハイマート、シネマ)となっています。
連絡通路が地下1,2階と5,6階にあります。
とても広くて大きい“街”になってる感じですね。
実際に疲れるので、全部回りきれなかったというのが本音です。
架空のバス停まで

このうち、ショッピングモールの5,6階にあるテーマ食堂街をご紹介します。
ここは1930年代~80年代のミョンドンをイメージした町並みを再現している通りがあります。
「SEOULSEOUL3080」と書かれているのはそういうことだったんですね。路面電車も置かれています。

最近出来たモールですからとてもきれいですが、昔っぽく懐かしい感じになってます。
路面電車の中に入って写真をパチリ・壁には旧ソウル駅

街頭の下には昔の映画のポスターがベタッと貼り付けられていたり、公衆電話が置かれていたり、見るのは新鮮ですが、こんな感じだったのかな?

レストランは韓国料理が多いですが、カフェなどもあります。

ロッテワールドモールのHPは
http://www.lwt.co.k... (日本語あり)

ここだけじゃなく本当に広いので、元気を充電して訪れてください。

2015-01-23(22:09:34) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)

博物館へつながるパンムルグァンナドゥルギル
国立ハングル博物館(国立中央博物館も)へは、地下鉄4号線・中央線の二村駅から少し歩きます。

往路は知らなかったのですが、復路で国立博物館の敷地からエスカレーターで地下道につながっていて、そのまま二村駅に行けることを発見しました。
天気の悪いときはできるだけ濡れたくないものですが、この道でだいぶ回避できるようです。
歩く歩道


地下道には歩く歩道もあり、壁には国立中央博物館で展示されている国宝などの遺物の写真が映されていて、その写真が時々変化します。ここからもう博物館へ入ったような気がしますね。

ハングル博物館ではショップも素敵でした。手ごろなものから高いものまでいろいろありました。ノート、ブックマーク、スカーフ、ネクタイ等々ハングルをイメージ、デザインされたものです。
組み合わせてみました

6000ウォンでハングルを組み合わせるオブジェ?を買ってみました(軽いので・・・)。
レジのお姉さんが「韓国人ではないですね?」と言われ、やはり発音おかしいよねと思いつつ、「韓国語を勉強している者です。それでここへ来たかったのです」と伝えると、「そうなんですか~」とちょっと感動してくださって?無料で紙袋に入れてくださいました。ラッキー!

後で気が付いたのですがこのオブジェ、2種類あったようです・・・。ハングルが少し違っています。
どうしても写真のように組み立てられないな~と思っていたら実はセットになっているハングルが違うので、できないはずですね。
捨てるのがもったいなくて持ち帰りました。後ろはハングルの紙袋


カフェも併設されてます。
手ごろな価格だったのでカフェラテを飲んでみました。お味は普通ですが、カップが素敵@@!
王様が宮殿を離れて行宮(ヘングン)されるその時の様子を描いたものがカップに印刷されていたのです。
カップ受け?にもちゃんとプリントされてる~!
これにはとても感動しました!
ぜひカフェにも行ってください!(←なんで?)

国立中央博物館もとても素敵で何度も行ってますが、こじんまりとしたこちらのハングル博物館もぜひお立ち寄りください。

2015-01-11(10:19:25) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)

2階の常設展示室で
博物館は2階、3階と見学ができます。

4階には屋上庭園があるとありますが、まだ開放は
していないようで残念でした。
でも、ここから見える景色はとても素敵でした。

紅葉もちょうど良い時期でした。
中央博物館もあり、広い公園のようになっているので
散策にはもってこいの場所ですね。
2階から見た景色


2階の常設展示室には、ハングルができてから
朝鮮時代ではどうであったかという解説があります。
人形がある小さなセットがいくつかあって
その時の王によって政策が違ったようです。

ハングルを禁止したという王様

ドラマ「トンイ」で、主人公トンイが王様の側室に
まで上り詰めますが、その王様が肅宗(スクチョン)です。
ドラマでは滑稽なシーンもありましたが、肅宗は
公文書でハングルの使用を禁止したとありました。

見上げてみるとこんなところにも
ハングル博物館だけに、所々にハングルのアートが
あります。
3階には事前ネット予約が必要な子供向けの体験施設が
あり、その天井にもちょっとハングルがありました。

ハングルの文字をた~くさん組み合わせたオブジェも。
世界に伸び行くハングル?
ハングルが重なって竜巻!?

また、ハングルと言うより韓国語(と表記されている)は、全世界での言語使用者順位で、13位に使用されている言語であり、7千7百万人が使用しているとありました。
ちなみに日本語は、9位で1億2千2百万人と書かれていました。




2014-12-07(22:18:30) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)

国立ハングル博物館
地下鉄4号線、中央線の二村(イチョン)駅の近くに(地下通路ができてました)国立ハングル博物館が10月9日開館しました。

二村駅から行くと言えば、国立中央博物館がとても有名ですが、とても敷地が広くて、その一画に国立ハングル博物館も建立されました。

ハングルと言えば朝鮮半島の独自の文字。これは4代王である世宗(セジョン)が学者を集めて作らせた文字なのです。
朝鮮半島には文字がなく、隣国の中国の漢字を使っていました。
ハングル博物館の前景


朝鮮語(韓国語)と中国語はまったく違います。なのに、書き言葉は中国語の漢字を使用しなければなりません。
漢字が理解できるのはもちろん、両班(ヤンバン)と呼ばれる貴族だけ。庶民は知りません。
問題が起きてお上に訴えたくても、「書いて持ってこい」と言われてしまい、漢字を知らない庶民には何もできません。

そんな情勢もあったでしょう。
世宗は固有の言葉を作ることにします。
3月までの展示・ハングルが花開く
言葉を作ると言う大事業に、いろいろな反対意見や事件も起こります。
詳しくは、韓国ドラマ「世宗大王」や「根の深い木」をご覧くださいね。
ハングルが創製されたのは1446年10月9日でした。それから「10月9日はハングルの日」といわれるようになりました。

ハングルについて記された「訓民正音(フンミンジョンウム)」は、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
夏に見てきましたが、DDP(東大門デザインプラザ)で展示があった澗松美術館(カンソンミスルグァン)展で、原本が展示されていました(国立中央博物館やこちらのハングル博物館で見られるのは複製本です)。
ピッカピカのエスカレーターは右端にあります


さて、国立中央博物館の前を通り過ぎて少し東へ行くとハングル博物館は見えてきます。
独創的な建物です。

2階がロビーです。階段でもエスカレーターでも上がれます。

中央は吹き抜けになっていて光を取り込んでいます。この階は常設展示室があり、インフォメーションやミュージアムショップ、カフェ、ロッカー(リターン式)などもあります。
2階の常設展示室前

常設展示室には、ハングル歴史などを理解できるように展示されています。映像を床に映したり、貴重な品々が並べられています。一部日本語表記もあります。

韓国ドラマで有名な「イサン」の主人公、朝鮮王朝第22代王の正祖(ジョンソ)の直筆も展示されています。

ハングルが打てる最古のタイプライターや、ハングルというか韓国語のある単語を各地方ではどう言うのか(訛りというのかな?)という言葉の違いなどもタッチパネルで出てきます。
同じ意味の言葉を韓国語と北朝鮮での表現の違いもありました。
地方による言葉の違い・映っているのは禿頭について(何でこんな例が?)


開館時間
火・木・金 9:00~18:00
水・土   9:00~21:00
日・祝日  9:00~19:00 入場は閉館30分前まで

休館は毎週月曜日、11
「イサン」こと正祖の書いたハングルの筆跡

日本語パンフレットがあります。
HPはwww.hangeul.go.kr (今のところ韓国語のみ・その他の言語は準備中)

2014-11-30(10:26:54) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)

モール内にあった案内
もう少し早くお伝えすればよかったのですが、ソウルに来ているラバーダック・プロジェクトが今日で最終日となるのです・・・。

10月14日からの1ヶ月間、地下鉄2・8号線の蚕室(チャムシル)駅すぐの石村湖(ソクチョンノ)にラバーダックが浮かんでいました。

蚕室駅には、これも先月オープンしたばかりのロッテワールドモールがあり、そのすぐ前に石村湖があります。

これは見に行かないと!!と喜んで行ったのですが・・・

まさか!衝撃的な姿でしょう!がっかり・・・

なんとこの日、「悪天候(強風)のため夜12時までラバーダックは少し休みます」という小さな案内があって、ラバーダックは本当にペチャンコのラバーになっておりました(泣)


少し風はありましたが、強風というほどでもなかったです。しかし、水の上に浮かんでいるラバーダックにとっては、風は強敵なんですね。
モールとアベニュールの間の連絡通路からもダックが見えるはずでしたが

とても残念でしたが、「かえってこんなラバーダックを見るのも珍しいじゃない」と慰めてくれる人もいて、そう思うことにしたのでした。


ラバーダックについては、ロッテワールドモールの横に立つロッテアベニュールにラバーダックプロジェクトを知るための展示室がります。少しだけグッズもあるようでした。

ラバーダックはティラノサウルスより大きいのです!

今までの活動の写真や、製作者の紹介、ラバーダックの身体計測の結果まで図解されているので、ここで大きなラバーダックのさまざまなことを知ることができました。


ラバーダックが浮いているすぐ横には、黄色のコンテナのショップもあったのですが、11時からの営業だったのでまだ開いておらず中は見れませんでした。
ラバーダックの重さは7トン!







<情報>
ラバーダックは再び大阪へやって来ます!!“水と光のフェスティバル「中之島ウエスト・冬ものがたり2014」”で12月13日(土)から25日(木)まで、大阪市福島区ほたるまち港前の堂島川水面にお越しです!

2014-11-14(18:00:00) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)

隣のカフェで注文するとテオ書店の中へ入れるとか
キム・ナムギルとソン・イェジン主演の悲しいドラマ「サメ」(原題)のロケ地へ行ってきました。

“テオ書店”は景福宮(キョンボックン)の西側の西村(ソチョン)と呼ばれる地域にあります。

ドラマでは非常に重要な書店です。ここの主人のおじいさんが、ソン・イェジン扮するチョ・ヘウの祖父の手下だったんですね。
ここで最終的な証拠が見つかり、ヘウの祖父はとうとう逮捕されます。
|「サメ」の重要な舞台、テオ書店・とても狭い間口


テオ書店へはキム・ナムギル扮するハン・イスもしょっちゅうやって来ました。ドラマではテオ書店の前の道が広く見えましたが、一方通行?くらいの細い道でした。
何人か写真を撮りにやって来てました。ドラマですっかり有名になりましたね。

テオ書店の横がカフェになっていて、カフェで注文するとテオ書店の中へ入れると聞きました。

実際には入店せず、窓に写真が貼ってあったので、それを撮っています。写真は陽に当たって焼けてますね・・・。
扉のガラスに貼ってあったテオ書店内の写真

この辺りは孝子洞(ヒョジャドン)と呼ばれる地域です。最近人気の西村で、色んなカフェや以前ご紹介した“お弁当カフェ”のある通仁市場(トンインシジャン)もすぐ近くです。

実はここを探しながら行き過ぎてしまい、派出所が見えたので住所を書いた紙を見せて「テオ書店」と言うと、すぐ近くだと教えてもらい少し戻りました。
こちらも貼ってあったのを撮りました

行き方
地下鉄3号線の景福宮駅2番出口を出て、そのまま北へ直進します。
参鶏湯(サムゲタン)で有名な土俗村(トッソッチョン)が左に見てますが、そのまま北へ行きます。
駅から4つ目の角(信号あり・Broccori accessoryという黄色のひさしのある店があります)を左折します。
直進して最初の角(BEAUTEという化粧品の店)右折して進むと左手に見えます。駅から5分もあれば到着します。

2014-10-19(16:11:26) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)

東屋から見える漢陽都城博物館・茶色の部分
今年の7月31日開館した漢陽都城博物館へ行ってきました。

漢陽(ハニャン)というのは、朝鮮時代のソウルの呼称です。
朝鮮時代に入り、景福宮や昌徳宮などの王宮がある中心地をぐるっと囲むように城郭が取り囲んでいますが、朝鮮時代に築かれたのです。
その城郭についていろいろと学べる博物館です。
茶色の部分は木で作られている階段・上ると入口

今までに数回に分けてハイキング気分で城郭の大体の部分を歩いてきました。ここでも紹介しておりますが、景色が美しくちょっと疲れるけど本当に気持ちがいい城郭です。

その城郭のことが更に詳しく知ることができるというので、行ってみました。

私は地下鉄2、4、5号線東大門歴史文化公園駅から歩いたのですが、最寄り駅は1、4号線の東大門駅です。
ここが入口

東大門駅の1番出口(1号線)から西へ行き、信号の手前を右折すると右手に城郭のある坂道があります。そこを少し上っていくとすぐに見えてきます。

または東大門駅10番出口(4号線)を出て東へ向かい、信号を渡ってすぐに左手の城郭のある坂道を上っていきます。

ちょっと上り坂ですが、すぐに見えるので頑張ってくださいね。
城郭に使われていた石(レプリカかな?)

東屋が最初に見えてきますがその奥に建っています。茶色の木で組まれた階段を上ってそこが入口となっています。

日本語のパンフもあります。
そこから入るとスクリーンが広がっていて城郭から見渡せる風景が流れています。見とれていると係りの女性が写真を撮ってくださいました。
そのスクリーンの奥へ進むと、ゾーン3「城郭の歴史ゾーン」という次の空間があって、築城の歴史を見ることができます。
東大門に飾られている龍頭や孫悟空の人物たち


知らなかったのですが、西大門の敦義門(トニムン)の型板が展示されています(期間限定)。作られたのは1749年で、日本統治時代に外されて100年ぶりに公開されたということです。

ゾーン4では「世界から見た漢陽都城」ということで、漢陽都城の年表やいくつかある大小8つの門(南大門、東大門など)の比較もあります。
かわいいのは、南大門の昔の姿をレゴブロックで表現していてとても素敵でした!
南大門を中心としたレゴブロック・城郭を守る兵士も


2階は資料室となっていますが、入れないようで、そのままエレベーターで1階に下りるように勧められました。
そしてエレベーターで1階に下りると、企画展示室があります。
ここでもソウルタワーのある南山をレゴブロックで作っていてこれまたすごい!かわいい!
城郭の研究で出てきた遺跡の一部(陶器など)も展示されています。

ここで座っておられた係員の女性が声をかけてくださって、お話しする機会がありました。日本から来たと言うと、エレベーターの近くにいた係員のおじさんにも声をかけられて(なぜ?)挨拶しました。
南山ソウルタワーのレゴブロック

少し立ち話をしたのですが、「韓国人も日本人も人間としてどこか違うところがありますか?」と聞かれて「違わない」と答えると、「そうでしょう。人間は一緒です」というようなことを仰って、嬉しくなりました。
日韓の関係が冷えていますが、そういうことは微塵も感じることなく、同じ人間としてしばし話し合えたことが嬉しかったです。
「また友達と一緒に来てね」と仰ってお別れしました。

観光地にあって、城郭についてどれだけの観光客が興味を持つかわかりませんが、ぜひ行って見てほしい博物館です。

入場は無料
休館日は毎週月曜日、11
開館時間 火~金 9:00~19:00
       土日祝 9:00~19:00(3月~10月)
             9:00~18:00(11月~2月)

2014-10-13(20:41:41) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)

DDPで映されていた掲示板
以前ご紹介したDDP(東大門デザインプラザ)で9月28日までの限定ですが、澗松美術館の“澗松文化展”が開催されています。

澗松美術館とは、地下鉄4号線の漢城大入口駅からバスで数分行った所にある澗松美術館のことです。
ここには国宝級の素晴らしい美術品が多数収集されています。
国立美術館ではありません。

日本が朝鮮を治めていた時期にチョン・ヒョンピルという文化財を守った人がいました。
そのチョン・ヒョンピルが個人でいろんな美術品を収集して保存に努めてきました。

澗松美術館は、春と秋に期間限定で美術品を公開しています(公開される作品はその時によって様々・入館は無料)。そのためいつも大行列ができています。
私も一度入館したことがありますが、その時は並ばずに入ることができました。

その澗松美術館がDDPで展示を行うと韓国観光公社のサイトで知ったので行ってきました。

デザイン博物館(ぺウムト2階)ですが、入場券は1階で購入します。入場料は一般8000ウォン(約800円)です。

今回展示されるのは、三国時代、高麗時代、朝鮮時代の国宝、宝物などで、特に有名なのは、ドラマ「風の絵師」の主人公たちで実在の人物、金弘道(キム・ホンド)と申潤福(シン・ユンボク)の作品も目の前で見ることができるということです。

「風の絵師」では、申潤福を国民的妹の女優ムン・グニョンが演じ、申潤福が実は女性だったという設定でしたが(金弘道役はパク・シニャン)、それはドラマの中の話です(^_^;)
入口にあった大きな美人図

申潤福の有名な「美人図」が今回展示されています。この絵をどこかで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
実物は絵具も枯れているような感じですが、とても繊細な絵でしたよ。

金弘道の静物画もとても素敵でした。

もうあまり時間が残されていませんが、ぜひ韓国の美術品をご覧になっていただきたいと思います。

DDPはとても複雑な形をしているので、場所が分かりにくいですが、見取り図を見たり案内所で聞いてみてくださいね。

2014-09-13(13:44:56) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)

徳寿宮風流の案内
ソウル中心地に、古宮が集まって保存されています。
いろんなイベントや体験ができるプログラムなど、いつ観覧に訪れても楽しいです。

古宮の観覧時間は日中で、9時から18時というところが多いですが、こちらの徳寿宮は20時、夜8時(閉場は9時)まで入場できます。

徳寿宮では、6月5日から9月25日までの木曜日に、夜7時から“風流”というイベントが開催されています。
入場料は1000ウォン(約100円)で、徳寿宮の中の静観軒(チョングァンホン) で開催されます。
目の前で迫力のある演技

*イベントのための別料金は発生しません。

静観軒(チョングァンホン) は古宮にあるのに、西洋様式のモダンな建物で、朝鮮時代末期高宗(コジョン)がここで宴会を開いたそうです(伝統文化財指定)。

静観軒で、国楽や伝統武芸、舞踏などの分野で活躍されている芸術家のみなさんの公演を、とても近くで鑑賞できるのです!
早く行けば静観軒の中に座って鑑賞できます。
ライトアップされた静観軒

伝統芸術の公演を劇場で見に行くこともありましたが、こんなに近くで時折笑いも織り交ぜながら、素晴らしい公演を1000ウォンで鑑賞できるのはなかなかありません。
野外なのでとても暑いということだけが難点でしょうか?

毎年この4か月はこのイベントが開催されています。もう数年前から足を運んでいます。
ぜひ、一度ご覧になってください。
公演時間は大体1時間程度ですが、自由にのぞいてみることが出来ます。
ソウル中心地のある徳寿宮は都会のオアシス


*写真はすべて昨年のものです。

徳寿宮のHPは
www.deoksugung.go.kr (日本語あり)

徳寿宮は元々、朝鮮時代の王族が住んだ邸宅でしたが、豊臣秀吉による壬辰倭乱(文禄・慶長の役)のため、他の王宮が壊滅状態となりここへ移されたということです。

静観軒のほかにも、石造殿(ソッチョジョン)という現在は徳寿宮美術館(国立現代美術館分館)になっている西洋建築も残されています(1900年イギリスの指導により建築された)。
また、重明殿(チュンミョンジョン)という王室図書館として建設され、高宗の執務室にもなっていたロシア風建築もあります(日韓併合で破壊され2010年復元)。

近代において、歴史の大きなうねりに巻き込まれた古宮ということになりますね。

2014-08-23(11:22:59) - 韓国の観光 - msm - 1 comment - TrackBack(No Trackbacks)

Prev [P.15/33] Next [*No.141-150 of 327] First / Last
<%blogs()%>
▲TOP

※当Webサイトは,著作権を放棄していません.特に断りがない限り、本ホームページに関するすべての著作権は本サイトの管理者「MSM」にあります。
Copyright (C) by "oolong". All rights reserved