韓国の人気監督カン・ウソクが、トップ俳優の実名を挙げてギャラの高騰を痛烈に批判する一方、名指しされた俳優が謝罪を要求、「韓流」の中心である映画界の[内紛](韓国紙)として波紋が広がっている。
カン監督は大ヒットした「シルミド」などの作品で知られる有名監督。6月23日、韓国メデイアとの懇談会で人気俳優を名指しし「韓国俳優はカネのことばかり考えている」と発言した。
俳優の所属事務所が莫大な収益を得ていることも批判している。
最近は大作の興行失敗も目立ち「このままでは映画界全体が共倒れだ」と訴えた。
名指しされた俳優はソン・ガンホ、チェ・ミンスクの二人。直ちに会見を開き「まるで不当な要求をしているかのようにののしられた」(ソン・ガンホ)と反発。カン監督に謝罪を要求した。
人気トップ俳優だけに「スター権力と制作権力の衝突」(中央日報)と報じた。
カン監督は6月29日「俳優のイメージを失墜させたのは「遺憾」と謝罪の意向を示したが、28日には韓国映画制作家協会が「スターの権力化が映画産業発展の障害」とする決議文を発表しており、騒動の余波はしばらく続きそうだ(神戸新聞7月
1日をもとにして)。
今人気の韓国映画界の騒ぎにファンは心を痛めています。日本を始め、全世界でマネーが動く韓国映画の制作側と出演する俳優側の紛争。どちらが欠けても良い作品はできません。
こんな紛争が起こるのは、韓国映画がビッグマネーを動かしていることに他ならないと思います。俳優達の地位も格段に上がってきています。
2005-07-01(22:12:43) - 韓国映画・ドラマ - msm - TrackBack(No Trackbacks)