ハルラ山の北側、チェジュ市にある一見普通の田舎道にトケビ道路があります。
なぜ「トケビ道路」というかといいますと、道が「上りなのに下っている」不思議な道路ということから名づけられました。
そもそも“トケビ”って何?かというと、簡単に説明すると“お化け”なんです。
お化けといっても幽霊のような人の怨念とかいうのではありません。暗い夜道を歩いていると、何者かが勝負を挑んできて相撲を取ったりして戦います。
なんとかそいつをやっつけて木に括り付けて翌朝見に行ってみると、なんと自分の家で使っていた古い箒だった、というような話があります。
いたずらお化けとでもいいましょうか、人間をちょっと懲らしめるようなことをする“お化け”なんですって。
とにかくそんな不思議な体験をするということで“トケビ”なんですね。
しかしトケビはいなかったです。このように感じるのは錯視現象によるもので、実際は傾斜の低い所が周りにある木など周囲環境の影響で、視覚的に高く見えるからです。約100メートルほどの距離です。
タクシーや車がエンジンを止めて確かめていました。
やってみましたがあまり実感がありませんでした。
店には長いものさしのようなゲージが置いてあったので、センターラインに置いてみましたが、水平を示していました!
何箇所かでやってみましたが変化なしでした・・・。
期待はずれでした。トケビは何処に?
ここもツアーでは必ず立ち寄ります。
2007-01-04(10:55:00) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)