北村は韓国語で「プクチョン」といいます。景福宮と昌徳宮(世界遺産登録)の間に位置しています。
漢江(ハンガン)の北側に位置している地域は江北(カンブク)といい,漢江の南側は,江南(カンナム)といいます。
その北にある村ということでしょうか(南村というのはありません)。宮殿の間に位置している地域ですから,昔は両班(ヤンバン)と呼ばれる宮殿に仕える偉いお役人達が住んでいた所でした。
今は,伝統的な韓屋(ハノク)をソウル市が補助を出して保存に力をいれているようです。
古きよき昔を散策している感じになれます。
場所は地下鉄3号線の「安国」駅の北側(山側)で,なだらかな坂を上るように辿り着きます。
韓屋でキムチ作りをしたり,韓屋で宿泊できるゲストハウスもあります。また刺繍博物館,メドップ(組み紐)博物館など,小さい韓屋で静かに営業している店を見つけることが出来ます。
「冬ソナ」の春川第一高校として撮影された中央高校もここにあります(安国駅3番出口を出て北へ向かって5分ほど歩くと突き当りが中央高校です)。すぐ近くにユジンの家(家の門前が急な階段になっていた)もありましたが,壊されていましたので,今はもう見る事が出来ません。
この韓屋の街並みから,オシャレなスポットとして最近人気急上昇の三清洞(サムチョンドン)へ歩いていく事ができます。
2009年7月末、北村へ再び行って来ました。
後日アップロードしたい三清閣から三清洞を歩いて北村を通りました。
この写真の時と違って快晴ででした。
ユジンの家は取り壊されていましたが、壊されていたのは家と門だけで、あの急な階段はそのまま残っていました。
そこからすぐの中央高校は相変わらず立派でしたが、校門から突き当たりの校舎が以前見たときとちょっと変わっているように思いました。
以前は中央高校の中へ入って見学できましたが、今は入れないということでした。
高校の横にも、向かい側にも韓流ショップができていて、日本人を仕切りに誘っています。向かい側のショップのおばさんはユジンの家の持ち主だそうです。
知人がここでちょっと買い物をしたら、好きなスターのシールを同行者にもくれました(A4サイズ)。
こういう韓流ショップはいたる所(春川にあるチュンサンとユジンが壁を越えた高校、明洞などの繁華街)で見かけますが、公式に販売が許可されたものではないはずなんですが、堂々と販売してますね。取り締まりなどは一切見たことがありません。
暗黙の了解なのでしょうか?
ついでに南大門市場へ行くと、有名ブランドの偽物が山ほど売られています。こういう物を買って持ち帰ると空港で没収されます。しかし、堂々と販売しているので、買ってはいけないものという感じではないのです。日本人は見ればすぐ分かるようで、「完璧な偽物ありますよ」と声を掛けられ、しつこいくらいです。買う人が後を絶たないから、売る方も声をかけないではいられないのでしょうか?絶対に買いたくないです。
地下鉄に乗っていると、ブランド品を持っている人を多く見かけます。一体何%の人が本物を持っているのかな?と疑問に思いますが・・・。
そういう視点で人物ウォッチングするのもいいかも知れません。
2009-07-24(11:58:13) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)