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扶余(プヨ)~いにしえの百済の都その1 定林寺址(チョンニムサジ)   (displayed 4673 times.)

扶余は,“のどかな地方の町だなあ”というのが第一印象でした。
新羅の都・慶州(キョンジュ)をレンタサイクルで走り回って来ました(ここでも紹介しました)が,印象は随分違います。
何だか地味な感じです。それが悪いいうわけではありませんが。
奇しくも同じく日曜日に,それぞれの場所を見て回ったのですが,何と言っても扶余は人が少なかったので見学して回るには良かったです。
石塔寺院の址


まず最初に向かったのは,定林寺址(チョンニンサジ)です。定林寺は,6世紀中頃に建てられた寺で,金堂,中門講堂が一直線に大伽藍があったそうです。
ここにある1400年余の5重石塔は,花崗岩でできた8.3メートルの高さがあります。百済の石塔様式を見せてくれる貴重な遺物であり,韓国の石塔の始祖とも言われているそうです。

この石塔の一番下(初層)には,唐の蘇定方が百済を滅亡させた後“百済を定閥した記念塔”という文章を刻んだので,“平済塔”と間違えて呼ばれるという侮辱を受けたと,紹介されています。   ~国宝第9号~

見えにくいけど文字が刻まれています
隣には,定林寺址博物館があり,この石塔の後ろ(北側)には,高麗時代の座像があります。



昔は広かったのだなと想像できる定林寺址でした。かつては賑やかだったのでしょう。今はひっそりと建っています。

2010-01-04(23:01:17) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)

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