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韓国の風景 » 釜山・草梁(チョリャン)イバグキルその1 百済病院
雨が多かった釜山をリベンジ(というより再挑戦)するため、またやって来ました(^^♪
今回行ってきたのは、KTXの終着駅である釜山駅や地下鉄2号線の釜山駅から歩いて行けるチョリャンイバクギルです。
「イバグ」ってなんだか変な響きですね。もちろん韓国語ですが、慶尚道(キョンサンド)の方言で、「話」という意味なのだそうです。
慶尚道というのは、もともと慶州(キョンジュ)と尚州(サンジュ)を合わせた言葉で、朝鮮半島の東南の辺りを指します(「道」は日本でいう○○地方という感じでしょうか)。
釜山も慶尚道にありますが、今は釜山広域市といい行政では独立しています。
地下鉄釜山駅の7番出口を出てそのまま進み、2つ目の角を左折します。
そこからスタートです!
ごく普通の道が続きます。道の両側には食堂などが並んでいます。
少し行くと、右手にレンガ造りの建物が見えてきました。
ここは昔病院だった百済病院(ペクチェピョンウォン)址です。釜山初の個人病院だったそうです。
実はここ、カフェにもなっているので、次に釜山に来た時に入店しました。またアップロードしますね!
近代建築物 第20
12-4号
建築年は
1922年で、地上4階、地下
1階になっています。
レンガの壁に掲げられた解説によると、
1932年に閉院してから度々所有者が変わったそうです。
蓬莱閣という中華料理店になったり、日本の部隊の将校の宿所となったりもしたようです。
終戦後は、治安隊事務所、中国の領事館として使用されて、
新世界結婚式場としても利用されていたこともありました。
1972年に火災で建物内部が全焼して、その時に5階部分が取り壊され4階建てとなったと書かれています。
建物一つにもたくさんの歴史がありますね。
2017-09-29(21:33:54) - 韓国の風景 - msm - TrackBack(No Trackbacks)
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