釜山と言えば、海の方をずっとご紹介してきましたが、海ではない山の方・・・、
1号線の北側へ行ってみました。
西面(ソミョン)駅から地下鉄
1号線に乗って、7つ目の明倫(ミョンニュン)駅で下車します。歩いて約5分で「東莱郷校」に到着します(東莱駅からも同じように行けそうです)。
この日は何人もの子供たちが韓服(チマチョゴリ)を着て集合していて、何かイベントが始まるような様子で、じっくり中を見ることができませんでした。
郷校とは、昔の教育機関で、朝鮮時代に各地に置かれた学校です。慶州、全州など高麗時代からの郷校もあるようです。
門の前にある説明文によると、「高麗時代から朝鮮時代末期までに受け継がれてきた地方の教育機関。郷校は先賢に祀り上げる機能と儒学を教育する機能を兼ねた。東莱郷校は
1392年全国に郷校を立てる時建てられ、何度か移建、重建を繰り返して、
18
13年現在の場所に移された。」とあります。
とても歴史ある郷校なんですね!
朝鮮時代は儒教を進めていましたので、郷校(学校)というのは儒教の教えを学び実践する所となりますね。
釜山広域市 有形文化財 第6号に指定されています。
”空高く馬肥える秋”だったので、とても静かな郷校でした。
200年を超えるイチョウの木もあるそうです。
11月上旬でしたが、まだイチョウが黄色く色づいていませんでした。
次はここから、東莱邑城址を歩きに行きます。
2018-03-29(20:59:01) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)