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DMZトレイン~観光列車~その2   (displayed 3814 times.)

イムジンガン駅に停車する列車
DMZトレインはソウル駅を定刻通り出発しました。

車内はガラガラです。3,4人しかいません。
エアコンがよく効いて少し寒いくらいです。

3人の女性乗務員が乗車していて(1車両に一人?)、世話係みたいなことをされるみたいです。
まず、レシートみたいな切符を確認されます。それから同じ文面の書類が2枚くっついた紙を配られます。
これに名前、パスポートナンバーを記入・片方だけを撮りました

2面に同じ必要事項を記入します。必ずパスポートが必要です。

かわいい車内には、車内販売のコーナーがあります。ここでビールやスナック菓子などが売られています。
女性乗務員たちに話しかけられて「日本から来ました」と言うと喜ばれました。すごいですね~って。反日は感じませんでしたよ。
女性乗務員の一人が持って来ていたアメリカンチェリーをいただいて一緒に食べました!
イムジンガン駅ホームの方から・何もありません

書類には目的を書きます。北朝鮮が掘った第3トンネルを見学するコースに申し込む形です。その第3トンネルへは往復徒歩で歩いて行くか、往復シャトルトレインに乗るか(ジェットコースターみたいな線路をゆっくり座って移動する・・その座席は車の後部座席のシートでした。シートベルトもしなければなりません)

列車はソウル駅を出てからヌンゴッ、ムンサン、ウンチョン、イムジンガンに停車します。
イムジンガンでは、一度車両から出ます(知らなかったけどみんながそうするので)。
こちらの面が表かな

そして、駅の正面に回って再入場するような形で、MP(軍隊の警察)の審査を受けてもう一度さっきの車両に戻ります。ここでパスポートと車内で書いた書類を提示して、女性乗務員から首から下げる許可証を受け取ります(常時携帯)。

MPというと、きのう書いたJSAのイメージで、黒いサングラスで怖い!などと思っていたら、とても若くて背の高いお兄さんたちが数人。しかもサングラスはない。一人だけ責任者らしき?おじさんがいましたけど。
裏面留意事項が書いてある

MPはエリートらしいです。兵役でその役割を務める人もいるそうです。
背が高くて体のがっしりした人に、MPをしないかとスカウトの声をかけるそうですよ。byホテルのフロントのお兄さんの話
確かに背が高いお兄さんばかりでした。がっちりではなくまだひょろひょろな感じでしたが・・・。

京義線は北朝鮮の首都ピョンヤンまで続いているのですね
そんなこんな手続きがあるので、イムジンガン駅では少々長めに停車します。
写真を撮ることもできます。

私が乗車した車両はあまり人がいませんでしたが、他には小学生数十人、年配の方がたなど意外にもいらっしゃいました。
全員の審査をして、車内で人数を女性乗務員のお姉さんとMPが一緒に数えています。人数が合わないのか?何度も数えていたのですが、「小学生がいたし・・・」と言っているような話し声が聞こえました。でも普通に出発しました。

それから終点の都羅山までは、あと少しです。

2014-07-09(20:40:50) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)

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