以前ご紹介したDDP(東大門デザインプラザ)で9月28日までの限定ですが、澗松美術館の“澗松文化展”が開催されています。
澗松美術館とは、地下鉄4号線の漢城大入口駅からバスで数分行った所にある澗松美術館のことです。
ここには国宝級の素晴らしい美術品が多数収集されています。
国立美術館ではありません。
日本が朝鮮を治めていた時期にチョン・ヒョンピルという文化財を守った人がいました。
そのチョン・ヒョンピルが個人でいろんな美術品を収集して保存に努めてきました。
澗松美術館は、春と秋に期間限定で美術品を公開しています(公開される作品はその時によって様々・入館は無料)。そのためいつも大行列ができています。
私も一度入館したことがありますが、その時は並ばずに入ることができました。
その澗松美術館がDDPで展示を行うと韓国観光公社のサイトで知ったので行ってきました。
デザイン博物館(ぺウムト2階)ですが、入場券は
1階で購入します。入場料は一般8000ウォン(約800円)です。
今回展示されるのは、三国時代、高麗時代、朝鮮時代の国宝、宝物などで、特に有名なのは、ドラマ「風の絵師」の主人公たちで実在の人物、金弘道(キム・ホンド)と申潤福(シン・ユンボク)の作品も目の前で見ることができるということです。
「風の絵師」では、申潤福を国民的妹の女優ムン・グニョンが演じ、申潤福が実は女性だったという設定でしたが(金弘道役はパク・シニャン)、それはドラマの中の話です(^_^;)
申潤福の有名な「美人図」が今回展示されています。この絵をどこかで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
実物は絵具も枯れているような感じですが、とても繊細な絵でしたよ。
金弘道の静物画もとても素敵でした。
もうあまり時間が残されていませんが、ぜひ韓国の美術品をご覧になっていただきたいと思います。
DDPはとても複雑な形をしているので、場所が分かりにくいですが、見取り図を見たり案内所で聞いてみてくださいね。
2014-09-13(13:44:56) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)