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漢陽都城博物館(ハニャントソンパンムルグァン)   (displayed 4481 times.)

東屋から見える漢陽都城博物館・茶色の部分
今年の7月31日開館した漢陽都城博物館へ行ってきました。

漢陽(ハニャン)というのは、朝鮮時代のソウルの呼称です。
朝鮮時代に入り、景福宮や昌徳宮などの王宮がある中心地をぐるっと囲むように城郭が取り囲んでいますが、朝鮮時代に築かれたのです。
その城郭についていろいろと学べる博物館です。
茶色の部分は木で作られている階段・上ると入口

今までに数回に分けてハイキング気分で城郭の大体の部分を歩いてきました。ここでも紹介しておりますが、景色が美しくちょっと疲れるけど本当に気持ちがいい城郭です。

その城郭のことが更に詳しく知ることができるというので、行ってみました。

私は地下鉄2、4、5号線東大門歴史文化公園駅から歩いたのですが、最寄り駅は1、4号線の東大門駅です。
ここが入口

東大門駅の1番出口(1号線)から西へ行き、信号の手前を右折すると右手に城郭のある坂道があります。そこを少し上っていくとすぐに見えてきます。

または東大門駅10番出口(4号線)を出て東へ向かい、信号を渡ってすぐに左手の城郭のある坂道を上っていきます。

ちょっと上り坂ですが、すぐに見えるので頑張ってくださいね。
城郭に使われていた石(レプリカかな?)

東屋が最初に見えてきますがその奥に建っています。茶色の木で組まれた階段を上ってそこが入口となっています。

日本語のパンフもあります。
そこから入るとスクリーンが広がっていて城郭から見渡せる風景が流れています。見とれていると係りの女性が写真を撮ってくださいました。
そのスクリーンの奥へ進むと、ゾーン3「城郭の歴史ゾーン」という次の空間があって、築城の歴史を見ることができます。
東大門に飾られている龍頭や孫悟空の人物たち


知らなかったのですが、西大門の敦義門(トニムン)の型板が展示されています(期間限定)。作られたのは1749年で、日本統治時代に外されて100年ぶりに公開されたということです。

ゾーン4では「世界から見た漢陽都城」ということで、漢陽都城の年表やいくつかある大小8つの門(南大門、東大門など)の比較もあります。
かわいいのは、南大門の昔の姿をレゴブロックで表現していてとても素敵でした!
南大門を中心としたレゴブロック・城郭を守る兵士も


2階は資料室となっていますが、入れないようで、そのままエレベーターで1階に下りるように勧められました。
そしてエレベーターで1階に下りると、企画展示室があります。
ここでもソウルタワーのある南山をレゴブロックで作っていてこれまたすごい!かわいい!
城郭の研究で出てきた遺跡の一部(陶器など)も展示されています。

ここで座っておられた係員の女性が声をかけてくださって、お話しする機会がありました。日本から来たと言うと、エレベーターの近くにいた係員のおじさんにも声をかけられて(なぜ?)挨拶しました。
南山ソウルタワーのレゴブロック

少し立ち話をしたのですが、「韓国人も日本人も人間としてどこか違うところがありますか?」と聞かれて「違わない」と答えると、「そうでしょう。人間は一緒です」というようなことを仰って、嬉しくなりました。
日韓の関係が冷えていますが、そういうことは微塵も感じることなく、同じ人間としてしばし話し合えたことが嬉しかったです。
「また友達と一緒に来てね」と仰ってお別れしました。

観光地にあって、城郭についてどれだけの観光客が興味を持つかわかりませんが、ぜひ行って見てほしい博物館です。

入場は無料
休館日は毎週月曜日、11
開館時間 火~金 9:00~19:00
       土日祝 9:00~19:00(3月~10月)
             9:00~18:00(11月~2月)

2014-10-13(20:41:41) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)

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