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釜山への旅その3・金首露王妃陵   (displayed 3282 times.)

王妃が眠る
亀旨峰(クジボン)から東へ歩いて下って行くと、金首露(キム・スロ)の奥様である王妃陵へ続いています。
王妃陵は冬の日差しが当たって静かな夕暮れを迎えるところでした。

王妃はインドのアユタヤ王朝の姫だったと言われています。名前は許黄玉(韓国語読みならホ・ファンオク)。
海路はるばるやって来て西暦48年に王妃となり、157歳まで生きて金首露より10年早く亡くなったのだそうです。

色々と歴史には残っていますね。
どこまでが本当なのかは知る由もないですが、インドから来た王妃というのもミステリアスですね。
海上安全の石塔

インドから海路はるばる来た王妃には、石塔を船に積んでいてそのおかげで、海が荒れずに無事に朝鮮半島へ到着することができたという伝説も残っています。
その石塔は、海に出る人たちがあやかりたいと削って持ち去るので、今は囲いの中で安置されています。
これも不思議な伝説ですね。

王妃陵は国家史跡第74号、石塔は文化財資料第227号に指定されています。
亀旨峰から歩いて行くとすぐに見えます


10人の息子のうち2人に自分の姓を与えて、許(ホ)と名乗らせたことが*金海・許(キメ・ホ)氏の始まりなのだそうです。



こちらが正面入り口

この許氏で言えば、出身(ルーツ)を表す本貫(ポングァン)は、金海(釜山市の隣で空港がある市)で姓が許氏となります。

韓国人の名前には、例えば金(キム)氏が一番多い姓ですが、どこの金氏かと言うときに、どこどこ(地名)の金です、となります。

入場無料、開場時間9:00~18:00

2017-02-05(18:32:26) - 韓国の観光 - msm - TrackBack(No Trackbacks)

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