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定林寺址から歩いてもすぐの所に、国立扶余博物館があります。
ここは4つの展示室と入口へ至る道すがら野外展示されている石像などがあります。
百済が最も興隆したと言われる538年から660年の遺跡が主に展示されているとのことです。仏教文化の真髄を見ることができると言います。
法隆寺で発見された丸瓦の祖型と言われる蓮華文瓦など、日本との関わりを明かす貴重な資料があります。
百済人の理想と夢、永遠の世界を表現したという「百済金銅大香炉」が展示されいます。
~国宝第287号~(高さ62.5cm、幅
19cm・写真撮影不可)
金銅で造られた香炉で、蓋には鳳凰や小鳥、神仙、楽士、動物たちが描写されている。香炉は香を立てる装置で仏教に関係して使われたが、この香炉の制作時期は6世紀頃と言われているそうです。
金銅大香炉の大きなオブジェが、博物館前のシンボルとしてありました。
日本語HPはこちらです↓
http://buyeo.museum...
国宝第288号の昌王銘石造舎利(御影石製・縦74㎝、横50㎝、奥行50㎝)↓
この碑には、舎利は盛旺の息子で王位に上がった昌王(威徳王)によって 567年に作られたし,盛旺の娘と同時に昌王の女兄弟である公主が舎利を供養したとある.盛旺は 554年 3万の軍事を導いて管山城(オクチョン)で新羅と戦って戦死した。昌王と公主など王室が盛旺を追慕するために作ったことに推定されている.このように舎利で昌王代、王室と仏教の関係をうかがうことができるということです。
日本と非常に近い関係があった百済の歴史、文化について知ることができる博物館です。
他にも、丸みを帯びていて可愛い虎の形を模したという男性用し瓶も展示されています。
2010-01-11(15:42:35) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
1400年余り建っている5重石塔の北側に,高麗時代の定林寺址石仏座像があります。この仏像は高麗時代に定林寺を改築した時に,新しく造られたそうです。
座台の上には蓮の花が刻まれており,下の部分には
蓮の花の模様が刻まれているようです。
~宝物第
108号~
以前はこの仏像はそのまま展示されていたようですが,今は雨風から守られるように保護されています。
何とも素朴な石仏座像です。
この建物は百済の様式を良く現わしています。特に柱を見ると,まっすぐではなくて少し中ほどから膨らんだように丸みを帯びた形になっていますが,これがその特長だそうです。隣にある定林寺址博物館の前にもこの特徴を現している石の柱がありました。
定林寺址の横には,定林寺址博物館があります。中は仏教文化館,定林寺址館,企画展示館と分かれていて仏教の伝来や定林寺の歴史,百済の人々の生活などが分かるように展示されています。新しくて見やすい博物館です。
2010-01-05(15:02:21) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
扶余は,“のどかな地方の町だなあ”というのが第一印象でした。
新羅の都・慶州(キョンジュ)をレンタサイクルで走り回って来ました(ここでも紹介しました)が,印象は随分違います。
何だか地味な感じです。それが悪いいうわけではありませんが。
奇しくも同じく日曜日に,それぞれの場所を見て回ったのですが,何と言っても扶余は人が少なかったので見学して回るには良かったです。
まず最初に向かったのは,定林寺址(チョンニンサジ)です。定林寺は,6世紀中頃に建てられた寺で,金堂,中門講堂が一直線に大伽藍があったそうです。
ここにある
1400年余の5重石塔は,花崗岩でできた8.3メートルの高さがあります。百済の石塔様式を見せてくれる貴重な遺物であり,韓国の石塔の始祖とも言われているそうです。
この石塔の一番下(初層)には,唐の蘇定方が百済を滅亡させた後“百済を定閥した記念塔”という文章を刻んだので,“平済塔”と間違えて呼ばれるという侮辱を受けたと,紹介されています。 ~国宝第9号~
隣には,定林寺址博物館があり,この石塔の後ろ(北側)には,高麗時代の座像があります。
昔は広かったのだなと想像できる定林寺址でした。かつては賑やかだったのでしょう。今はひっそりと建っています。
2010-01-04(23:01:17) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
男女別で入場します。靴ロッカーは渡された番号に入れます。受付で,共用空間で着るTシャツとズボン,中で使うタオルを2枚を受け取ってください(バスタオルはありません)。入場料は
10000ウォンだったと思います。
男女一緒に行動できるチムジルバンは,黄土の壁でできた部屋,松の木が置いてある部屋,森林浴の部屋,珍しく純金の部屋もありました。塩やアイスルームもちろんありますよ。
各部屋のドアには室内の温度が表示されています。低い温度では30度台がありますが,50~60~70~台の温度などいろいろあります。高い温度の部屋の中で横になって寝ている人がいます(ちょっと心配ですが大丈夫かな?)。
睡眠室は2段ベットになっていて男女別にありました。
チムジルバンはいつが空いていていいのか?という質問がありますが,平日の午前から午後にかけてが一番空いています。週末や夕方から夜にかけては人が多いです。
人が多い時に垢すりを頼むと,2時間待ちという所もあったようです(ケレスタではありません)。
いつも平日に行くようにしているので,ごった返している様子は見ないですが,参考にして下さい。
食堂で食事をしたり,そこまでお腹は空いていないけど・・と言う方には売店でお菓子やゆで卵などを食べながら,シッケ(米を発酵させたジュース・甘酒に似ている)を飲むのがいいでしょう。
自宅に居るような感じで,寛いで過ごせるチムジルバンです。
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2010-01-03(16:07:06) - 韓国の風景 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
昨日お伝えしました暖かスポット“チムジルバン”ですが,今日はまた別にチムジルバンをご紹介します。
場所は,地下鉄
1号線東大門駅と2,4,5号線の東大門歴史文化公園駅(旧東大門運動場駅)とのちょうど真ん中に位置してます。
「CERESTAR」というビルの
12階にあるのが「ケレスタサウナ」です。
東大門の辺りはファッションビルや服飾の問屋街が多くあって,特に夜は大賑わいです。「CERESTAR」ビルはミリオレビルの裏(西側)に建っています。
入口はちょっと複雑で,ビルの裏側にある
1階入口から
15,
16号機のエレベーターに乗るとチムジルバンの前まで行くことが出来ます。注意してくださいね。
以前はチョンデムンサウナというチムジルバンでしたが,ビルの大改装があって一時閉店しました。その後サウナも新装オープンしてからまだ
1年と少しです。比較的新しいチムジルなのできれいです。
サウナの広間?から清渓川(チョンゲチョン)や東大門が眼下に見えます。この日は少し雨が降っていたのですが,サウナの中は暖かで気持ちいですよ^^
続きはその3へ
ケレスタサウナはいったん閉鎖され,リニューアルして2011年に再開しました。
2010-01-03(15:17:24) - 韓国の風景 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
皆様,どのように新年をお迎えになられましたか?
20
10年が,明るく楽しい
1年となりますように^^
年末からとても寒くなりました。冬将軍(なんだか懐かしい響き・・)が猛威を奮っておりますが,お隣の韓国は日本より(地域によりますが)北に位置していて冬はとても寒いです。クリスマス頃から,ソウルは最高気温ですら-5℃~-
10℃前後で厳寒です。
しかし,ソウルの住居にはシャワーはありますが,基本的に湯船がないお家が殆どです。“オンドル”という床暖房が,居室はもちろんのこと廊下や部屋の隅々まで家全体を暖めているのですが・・。
本格的に風呂に入ると言う時は,“チムジルバン”という日本で言うところの“銭湯”や“健康ランド”みたいな施設に行くといいます。
それで行ってみました。ジモティーに交じってチムジルバンへ!
今回行った所は,地下鉄
1,2,5号線の往十里(ワンシムニ)駅から歩いて約5分の“シェルビル炭火サウナ”です(韓国ではお風呂のことを“サウナ”と言うようです)。
チムジルバンは,一旦入場すれば長い時間滞在することが出来るので(夜間代金を追加される所もある),あまりお金を使いたくない(使えない)カップルもよく遊びに来ていて,まったりと寛いでいる姿(べったりとくっついて)も見かけます。
お風呂が男女別なのは当り前ですが,共用空間として睡眠室や食堂,各汗蒸幕(ハンジュンマク)や塩部屋,火釜(プルガマ),アイスルームなどがあります。
さらに,パソコン部屋やDVDを観られる部屋,カラオケルームなども完備です。
この共用空間はチムジルバンで貸し出されるTシャツとズボン着用で過ごします。友達や恋人,家族と一緒に汗をかいたり,ゆで卵を食べたり,,本気で寝てしまったりして過ごすわけです(ドラマでよくあるシーンです)。大きなTVも見れるので,床に寝そべってゴロンとして過ごしている人が多いです。
シェルビルではありませんが,貸し本でマンガを読んだり,幼児を遊ばせる小さなプレイルームがあったり,ドクターフィッシュができるチムジルバンもあるのですよ。またプールがある所も!
お風呂では,もちろん垢すりもできます。垢すりと全身マッサージや足マッサージを追加することもできます。
シェルビルの入場料は昼間大人5000ウォン(約390円)子供が3000ウォンです。夜間は少し上がって大人7000ウォンになります。垢すりなどは別料金で
15000ウォンです(今後,値上げがあるかもしれません)。
夏でも気持ちがいいのですが,凍えるような寒い冬には絶対行きたい場所になりました。日本語はあまり通じないこともありますが,日本語表示があったり身振り手振りで通じますので,一度行ってみて下さい。
「シオナダ~(気持ちいい~)」
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2010-01-02(21:28:24) - 韓国の風景 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
早朝のソウルを抜け出して,忠清南道にある扶余(プヨ)へ,日帰り旅行に行きました。
少し前から扶余に行きたいとずっと思っていましたが,友人と一緒に行く機会に恵まれました。
扶余は,百済の都として栄えた町です。538年から660年に新羅・唐の連合軍に敗れて滅亡するまでここに都がありました。
百済と言えば日本とも深い縁があり,聖徳太子と友好な関係にありました。
直接この扶余を知ったのは,歴史ドラマ「ソドンヨ(薯童謡)」です(「大長今・チャングムの誓い」と同じ監督作品)。このドラマを見て一度は訪れたいと強く思っていました。
それで,朝早ソウルを出発しました。ソウルの南の方のサービスエリアで少し休憩をした所を写真に撮ってみました。
トイレの中には「美しい化粧室は私たちの顔です」と書いてあり,利用者のマナー向上を呼び掛けているようです。
子供が乗って遊ぶ懐かしい?「遊び器具」もスタンバイOKです。
サービスエリアは日曜日の早朝だったからか,割と人が多く利用していたように思いました。
後日,百済・歴史の旅もアップしたいと思います。
2009-12-30(15:32:03) - 韓国の風景 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
しばらく更新が出来なくてすみませんでした<
もう今年も残すところあと少し,皆さんにとって2009年はどんな
1年でしたか?
来年こそは明るい歳にしたいですね。
今年,明洞(ミョンドン)で新しい露店があるのを見つけました。
“クリームパン”という名称で,フワフワとしたシュー生地にその場でクリームを詰めて売っていました。
試しに
1個買ってみました。
1個
1000ウォン(約78円)です。シュー生地はフワフワっとしているように見えましたが,あまり柔らかくありませんでした。クリームを詰めていますが,たくさん入っていないので空洞になったスカスカ部分がほとんどです(残念)。
このシューがとても大きくて,大人の握り拳くらいですからボリュームはあります。
クリームパンと言いますが,日本のクリームパンとは違ってシュークリームのようなものです。もっとクリームが詰まっていたらいいのですが・・・。
その時は珍しくてたくさんの人が買っていました。
話題のために一度食べたらいいかな~という感じでした。安いですし。
もし気になりましたら,お試しください~。
2009-12-30(14:46:41) - 韓国での食事 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
先週29日火曜日、初めての東京ドームへ行って来ました。
ヨン様こと、ペ・ヨンジュン氏が29,30日の2日間東京ドームで日本では
1年3か月ぶりのイベントを行いました。
1回のイベントで45000人が集まったそうです(そのうちの一人です^^)
29日は、アニメになった「冬のソナタ」のイベントです。7年前にドラマで共演していたユジン役のチェ・ジウも一緒に参加するということで、ファンとしては高揚する気持ちが抑えきれないイベントでした。今まで何故主演の2人が一緒に来なかったのか、不思議なくらいでしたが(・・・ドラマ撮影当時2人はとても仲が良く、「結婚するのではないか」と共演者たちが噂をするくらいだったそうです。実際交際していたそうですが、何らかの原因でその後別れたそうなので、今までツーショットが実現しなかったという話があります。7年も過ぎた今は気持も整理で来て再び会うこともできたのでしょうか?)、その2人が同じ舞台に立つという夢の饗宴がとうとう実現しました!
ちょうど午後6時、今や遅しとステージを見つめるとアニメの冬ソナがスクリーンに映し出されました。制作スタッフの苦労話、裏話などが映し出されておりました。
それからヨン様の登場です。ドーム中央のステージには丸い昇降するしかけがあったので、そこから舞台へ上って来られるのか、バックスクリーンの舞台から歩いて来られるのか、どっち?という感じでしたが、バックスクリーンからヨン様は登場されました。そしてゆっくり花道を歩いて真ん中のステージへ。
そして真ん中のステージの仕掛けからは、チェ・ジウがドラマの中で大みそかにツリーの前でずっと待っていたのと同じようにツリーと共に立って下から現れました。
ペ・ヨンジュンが歩み寄り、2人はハグ!45000人の大歓声です。
現実に目の前でこの2人が現れたので、わかってはいたけど本当にビックリでしたし素敵でした。
2009-10-05(10:15:46) - コンサート - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
ここは高台にある店なので、眼下に広がる風景がとても素敵な所です。
目の前には、ソウル城郭がずっと連なっているのが見えます。
昔ソウルは城郭で囲まれていました。この城郭を歩くこともできるのですよ。
以前ご紹介した駱山や南山にもこの城郭が続いているのです。
ここから見える城郭はとても険しいので、そう簡単には踏破できそうにないのですが、いつかチャレンジしてみたいです。
チェ・ハンソンの家は単なるカフェではなく、ギャラリーとしても素敵です。
ドラマの中では、ウンチャンが跨って遊んでいた?
お馬さんの石像もそのままに置いてありました。
出演者たちの写真も飾ってあります。
でも、やはり韓国のコーヒー(特にアイス)は薄過ぎてお世辞にも美味しいとは言えませんでしたので、気をつけて下さいね(コーヒー通の方には絶対オススメできません)。
2009-09-27(21:13:46) - 韓国の観光 - msm - No comments - TrackBack(No Trackbacks)
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